(ドル円一時間足)
カールビンソンが近づくにつれ日に日に緊張感が増す今日この頃、
木曜日にはいったんの戻りを入れて
水曜日の安値まで付けたドル円でしたが、
週末を迎えたことで一段と円買いドル売りがかさみ
108円半ばで週末の相場は終了していました。
為替市場だけではなく
株式市場にももちろん影響が出ているわけですが、
日経平均は年初来安値を更新し続け
4営業日連続の下落となっています。
(225CFD)
225のCFDを見てみると3月半ばからの下落トレンドが
きれいにチャネル内に収まりながら
値動きを形成していることがわかります。
先週はトランプ大統領のドル高けん制の発言があったうえに
週末に米財務省が外国為替報告書を発表し、
その中で日本や中国を含む6か国を引き続き通貨政策の監視対象に指定。
これもあって週末のドル円はほぼ安値で終了したわけで
今週もその流れを引き継ぐことに疑う余地はありません。
というわけで今後もこのチャネルは当分意識していた方が良さそうです。
金曜日の米国市場はグッドフライデーで休場だったわけですが、
こちらもCFDを見てみると節目である20500を割り込む動きになっています。
(ダウ30CFD)
ただダウ30は20400付近に抵抗がありそうなので、
割り込んでくるとこちらも面白そうですね。
指数のCFDをやる場合には気を付けてもらいたいのですが、
JP225とUD30を同じロットサイズでトレードしないように。
もしいまJP225の方をやっているとして、
同じ感覚でUD30に同ロットで注文を入れると評価損益が10倍です。
(ただし、私はXMでしかCFDはやったことが無いので他のブローカーが
同じなのかどうかはご自身でお調べください。)
と言っているのは、
私自身がその通りやらかしてちょっと驚いたからなのは
言うまでもありませんね。
不幸中の幸いだったのは初体験だったので10分の一で試そうと入れたため
普段通りの金額になっていたことですね。
間違いは間違いで勉強不足が招いたものですけどね。
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■BBFライン1時間足
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USDJPY
108.70
+ライン順当・-ライン乱れ
EURJPY
115.29
+ライン順当・-ライン乱れ
GBPJPY
136.20
+ライン順当・-ライン順当
AUDJPY
82.38
+ライン順当・-ライン順当
EURUSD
1.060
+ライン順当・-ライン順当
GBPUSD
1.252
+ライン順当・-ライン順当
AUDUSD
0.757
+ライン乱れ・-ライン順当
※+ライン-ラインはボリンジャーバンドフィボナッチ
の±2シグマを指しています。
+ラインが乱れている時は上昇、-ラインが乱れている時は
下落方向に行きやすくなっています。
気にしておくと役立ちますよ。
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■指標発表
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11:00 中【小売売上高】前年同月比9.7%★★
11:00 中【鉱工業生産】前年同月比6.3%★★
11:00 中【GDP】前年同期比6.8%★★
15:15 日【黒田東彦日銀総裁、発言】★
21:30 米【ニューヨーク連銀製造業景気指数】15.0★
23:00 米【NAHB住宅市場指数】70★
29:00 米【対米証券投資】★
★マークが多ければ多いほど、
値動きに 影響の出やすい重要指標となります。
・数値はすべて予想になります。
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◆用語解説
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パリティー:
等しい等価という事。直先スプレッドが金利差と一致している均衡状態。
ユーロドルやユーロポンド等の価格が1になること等。
VWAP:
売買高加重平均価格。
その日に取引が成立した価格を価格ごとの出来高で加重平均したもの
TP/SL:
テイクプロフィット(利確)ストップロス(損切)
上場廃止:
上場廃止の可能性がある場合「監理銘柄」に指定替えされ
その8営業日後に「整理銘柄」となり約一か月間を経過すると
上場廃止となる。
青天井:
どこまで行くのか見当もつかないくらい強い上昇の事。
売りを仕掛けている人にとっては地獄の苦しみ。
指し値オペ:
日銀があらかじめ決まった価格で国債を購入する
指値オペレーションの事。
これを行う事により国債の下落=金利の上昇を抑える効果がある。
ブックメーカー:
賭博屋のことであり、ブッキーとも呼ばれる欧米の合法商売。
中には戦争の勝ち負けを賭けるようなものまである。
どてん:
売りから買いへ、買いから売りへポジションを変えるコト
フラッシュクラッシュ:
瞬間的な急落のことを言う
半値八掛け二割引:
仕手株が崩れた時の止まり目として言われていた格言
FX:
株式や商品などとは違い、鉄板の原理原則がある。
難しくもあり簡単でもある。なかなか厄介だが魅力がある。
ショート:
売りから入る取引の事。
個人的に大好きである。
ロング:
買いから入る取引の事。
個人的にあまり好きではない。
カベ:
一般にサポートアンドレジスタンスと言われている物が一番近いが
メチャクチャ奥が深くここに書くことは不可能。
「BBFアドバンス」にてそのすべてが解説されている。
三角関係:
通貨ペアというものは個々の動き価格をあらわしてはいるが、
ドルストレートやクロス円などを見ることで
それが単独で動いているものではなく関係性があり
各通貨の強弱を見ることができる。
通貨の巴と表現することもあり、これが分かっていなければ
複数の通貨ペアをトレードすることは無謀の極み。
「三角関係」で学習可能
指標トレード:
各国の重要な経済指標が発表されるときに合わせてトレードすること
米国雇用統計が一番アツい!
米国雇用統計:
基本毎月第一週の金曜日に発表になる非農業部門雇用者数変化と失業率。
為替トレーダーが沸き立つ日でもあり、普段以上の値幅が出ることが多いため
この日だけを狙うようなトレーダーも存在する。
個人的にはこの数字はあまり信用していないが動けばうれしい。
日経平均:
日経225とも言い、東京市場に上場している全業種の中から選出された
日本を代表する225銘柄の平均値を加工した指数。
寄り付き:
株式市場が開く時間の事で、現在は9時
後場寄りというものもあり現在は12時半。
大引け:
株式市場が閉まる時間の事で、現在は15時
前引けというものもあり現在は11時半。
ザラ場:
株式市場で取引が行われている時間のこと。
GPIF:
公的年金の積立金を運用する独立行政法人、
世界最大の年金基金である。いまのところは
WTI原油:
ウエスト・テキサス・インターミディエートの略で、
ガソリンを多く取り出せる高品質な原油。
ブレント原油:
主にイギリスの北海にあるブレント油田から採鉱される硫黄分の少ない軽質油
ゆえにポンドは資源国通貨ともいえる。
プルバック:
押し目とか戻りといったようなこと。
実際にトレンドフォローでトレードをするときには重要な考え方。
格付け会社:
信用状態に関する評価の結果を記号や数字を用いて
表示した等級(信用格付け)を付与する企業。
格付けを本気で信用する人がどれくらいいるのかは謎?
スプレッド:
売値と買値の幅、これが基本的にはブローカーの収益になる。
ハウスエッジともいう人もいる。
マーチンゲール:
負けたら同じ方向に倍額をかけていくという昔からある手法
勝率が二分の一であればいずれは必ず勝つことができる。
資金が無限にあればの話。
無限にあるのであればそもそもやる必要はありませんが。
フルレバ:
レバレッジを最大限かけて勝負をすること。
FullLeverageの略
例えば10万円の資金で10pips逆行全損を覚悟で
やるような取引。
BREXIT:
英国によるEU離脱のこと。
ショートカバー:
ポジションを解消している動き。この場合は売りポジションを買い戻すこと。
買いポジションを解消する際の言葉はロングカバーではない。
というか、そもそも言葉がない。
SQ:
スペシャルクォーテーション「特別清算指数」。月の第2金曜日。
先物・オプション取引の清算価格を決定する一大イベント。
3.6.9.12月をメジャーSQといい、それ以外の事をマイナーSQという
株式ディーラーの月に一度のお祭り。
為替ディーラーでいうところの雇用統計。
イールドカーブ:
縦軸を「債券の利回り」、横軸を「債券の残存期間(満期日までの期間)」として、
両者の関係を表す曲線のことを言います。
仮想通貨:
正式には暗号通貨。電子マネーともいう。
一般に流通している国家が価値を保証している通貨ではなく
ネット上で決済を行われているもの。
ビットコイン・リップル・ライトコイン・モナーコインなどがある。
CDS:
社債や国債、貸付債権などの信用リスクに対して、
保険の役割を果たすデリバティブ契約のこと。
買い手が債権者となりプレミアを払う事で期間中に
その対象がデフォルトした場合に売り手から保証してもらえる。
保険のようにずっと保有している必要はなく、
期間中に売買することができる投機性の高い商品。
サマータイム:
米国では大体4月第一週の日曜日午前2時から10月最後の日曜日午前2時まで
欧州では3月最終日曜日の午前1時から10月最後の日曜日午前1時まで。
踏み上げ:
売りポジションがたまった状態で上昇を続け、
ロスカットが大量に入りさらに上昇すること。
投げ売り:
買いポジションのロスカット。
VIX指数:
ボラティリティーインデックス。別名恐怖指数と呼ばれ、
世界経済が不透明になってくると上昇する性質を持つ。
大発会・大納会:
年の初めと年の終わりの取引日、はっかい・のうかいと読む。
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