アラタナ・セラピューティクス（Aratana Therapeutics, Inc.）はコンパニオンアニマル用のバイオ医薬製品のライセンス供与・開発・商業化に従事するペット治療薬会社である。【事業内容】同社のポートフォリオには、小分子医薬品とペットの病状を標的とする大分子生物製剤からなる開発候補治療薬が含まれる。開発中の主要製品候補は、変形性関節症の疼痛・炎症の治療を指向する小分子（イヌの場合はAT-001、イヌの場合はグラピプラントまたはギャラップラントとしても知られている）、食欲刺激(イヌの場合はAT-002、イヌの場合はカプロモレリンまたはENTYCEとしても知られている）、及び術後疼痛（犬の場合はAT-003、犬またはNOCITAの場合はブピバカイン・リポソーム注射用懸濁液としても知られている）を含む。AT-001は、プロスタグランジンE2（PGE 2）EP 4受容体（EP 4プロスタグランジン受容体拮抗薬またはEP 4 PRA）の選択的アンタゴニストである。AT-002は、強力で選択的なグレリンアゴニストである。同社の製品候補には、犬用のAT-014、AT-016、AT-018も含まれる。