- 執筆:Fisco
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サムティグループは、同社及び連結子会社13社により構成され、収益不動産等の企画開発・再生・販売、投資用マンションの企画開発・販売、不動産投資ファンドの運用・管理・投資を行う不動産事業、マンション・オフィスビル等の賃貸及び管理を行う不動産賃貸事業及びホテル運営等を行うその他の事業を行っている。【事業内容】不動産事業において、投資分譲は、同社が事業用地を取得し、賃料収入の獲得を目的とした投資用マンションの企画開発を行い、これらのマンションは投資用マンションとして、販売会社を通じて個人投資家等に分譲販売される。同社は、事業エリアにおいて販売実績のある販売会社とのネットワークを構築し、企画開発の段階から販売会社と協議を行うことにより、販売会社、顧客のニーズにあった物件を供給する。ソリューションは、同社が事業用地を取得し、自社ブランドである賃貸マンション「S-RESIDENCE」シリーズの企画開発及び既存収益不動産を取得する。同社が、開発及び取得した中古不動産について、入居者募集だけでなく、同社ノウハウを駆使し、設備改修による物件のグレードアップ、稼働率の向上等を図り、不動産の保有期間中の収益の確保につとめ、最終的には、投資物件として外部投資家等へ販売することによる売却益を目的とする。アセットマネジメントについて、同社グループがアセットマネジャーとして不動産投資ファンドから不動産の運用・管理業務等を受託することによる手数料収入の他、自ら不動産投資ファンドへの出資による配当の獲得を目的とする。不動産賃貸事業は、同社グループは、マンション、オフィスビル、商業施設、ホテル、駐車場等を一棟または区分所有により保有し、個人及び法人テナントに賃貸する。賃貸収入の増加を目的として、収益不動産を継続的に取得するが、大型の収益不動産の取得・保有については、特別目的会社を活用したスキームにより行っている。また、収益不動産の所有者から同社がマンション等を賃借してエンドテナントへ転貸するサブリースや、家賃回収、契約の管理及び建物管理等の受託業務を行っている。その他の事業は、同社グループは、ホテル事業としてセンターホテル大阪、エスぺリアホテル長崎、ホテルサンシャイン宇都宮の保有・運営及びセンターホテル東京の運営をしている。また、分譲マンション管理事業及び建設・リフォーム業のほか、医療に関するサポートシステムの企画を行っている。