スコパス・バイオファーマ(Scopus Biopharma Inc)は、臨床段階にあるバイオ医薬品会社である。【事業内容】免疫腫瘍学プログラムの開発に重点を置く。デュエットプラットフォームは、腫瘍微小環境内の抗原提示細胞(APC)を活性化し、腫瘍の免疫抑制を緩和してT細胞を介した免疫応答を急増させる二機能性オリゴヌクレオチド一式の免疫腫瘍学に依存する。デュエットプラットフォームは、Toll型受容体9(TLR9)アゴニストとシグナル伝達物質および転写活性化物質3(STAT3)阻害剤の2つの機能性オリゴヌクレオチドからなり、CpG-STAT3siRNA(DUET-01)、CpG-STAT3ASO(DUET-02)、CpG-STAT3decoy(DUET-03)の3種類が含まれる。DUET-01は、再発・難治性のB細胞性非ホジキンリンパ腫の治療薬として開発を進める。また、パイプラインには、全身性硬化症の治療を目的としたカンナビノイド受容体仲介化合物であるMRI-1867が含まれる。