国内の大手仮想通貨取引所ビットフライヤーが、5月28日に仮想通貨の証拠金取引における最大レバレッジ倍率を従来の15倍から4倍へと変更すると公表した。
ビットフライヤーでは、4月22日に上のレバレッジ倍率の変更適用を予定していたが新システムに不具合が発見されたためにこれを延期していた。
新たなスケジュールでは5 月 28 日午前 4 時頃から午前 6 時頃までに実施されるメンテナンス中に変更が適用される。
このメンテナンス以降の新規注文についてはすべて最大倍率が4倍となり、7月30日をもってすべての建玉の最大レバレッジが4倍となる。
このレバレッジ倍率は、資金決済に関する法律に基づく認定資金決済事業者協会であり仮想通貨交換業者の多くが会員となっている一般社団法人日本仮想通貨交換業協会が制定するガイドラインに則ったものとなる。
すでに同協会の会員である他の仮想通貨取引所は最大レバレッジ倍率の引き下げに対応し始めており、エネルギーや金融関連事業を手掛けるリミックスポイント (T:3825)の子会社であるビットポイントやDMM.comのグループ会社であるDMMコインなどが対応を完了させている。