2024年9月5日、IBM(IBM)とIBM個人年金制度(以下「制度」)の独立受託者であるState Street Global Advisors Trust Companyは、The Prudential Insurance Company of America(以下「Prudential」)との間で、約60億ドルの確定給付年金債務をPrudentialに移転する非参加型一時払いグループ年金契約を購入する契約を締結しました。この年金債務は、2016年以前に支払いが開始された特定の年金給付に関連するものです。
グループ年金契約の購入は2024年9月11日に完了しました。この契約は約32,000人の制度加入者および受給権者(以下「移転参加者」)を対象としています。グループ年金契約に基づき、Prudentialは2025年1月1日以降に支払われる各移転参加者の年金給付を支払う取消不能の約束をし、単独で責任を負うことになります。この取引により、移転参加者に支払われる給付額に変更はありません。
グループ年金契約の購入は制度の資産から直接資金調達され、IBMからの現金拠出は必要ありませんでした。この取引の結果、IBMは2024年第3四半期に約27億ドル(税引後20億ドル)の一時的な非現金の税引前年金清算費用を計上する見込みです。実際の費用は、保険数理上およびその他の前提条件の確定により変動する可能性があります。この税引前費用は、2024年7月24日に発表されたGAAPベースの将来見通しには含まれていませんでした。この費用は、IBMの2024年第3四半期または通期の営業利益(非GAAP)またはフリーキャッシュフローには影響しません。
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