イーライリリー・アンド・カンパニー(NYSE:LLY)は本日、2024年通期の世界売上高が約$450億になると予想し、前年比32%の成長を見込んでいると発表しました。また、2025年の売上高ガイダンスも公表し、$580億から$610億の間になると予想しています。
(アナリストコンセンサスは2025年度の売上高を$584.8億と予想)
2024年第4四半期については、世界売上高が約$135億になると予想し、2023年第4四半期比45%の成長を見込んでいます。これにはMounjaro®が約$35億、Zepbound®が$19億含まれています。MounjaroとZepboundの普及に加え、2024年第4四半期には腫瘍学、免疫学、神経科学分野の医薬品も好調でした。インクレチン以外の売上高は2023年第4四半期比20%成長しました。しかし、2024年の予想売上高は2024年10月30日の2024年第3四半期決算発表時に示したガイダンス範囲を$4億(約3%)下回っています。
イーライリリーの会長兼CEOであるDavid A. Ricksは次のように述べています。「米国のインクレチン市場は前年同期比45%成長しましたが、以前のガイダンスでは四半期の成長がさらに加速すると予想していました。これに加えて、年末の流通在庫が予想を下回ったことが第4四半期の結果に影響しました。製造能力の拡大は順調に進んでおり、第4四半期を通じて米国ではtirzepatideのすべての用量が入手可能でした。その他の医薬品は予想通りの実績でした。」
イーライリリーは2025年の売上成長に寄与する要因として、Jaypirca®、Ebglyss™、Omvoh®、Kisunla™などの新薬、既存薬の適応拡大、Mounjaroの世界市場での追加発売、転移性乳がん治療薬imlunestrantなどの新薬の潜在的な発売を見込んでいます。2025年の売上高ガイダンス範囲にはインクレチン市場と流通動向が考慮されています。
Ricksは続けて次のように述べています。「2024年はイーライリリーにとって転換点となる非常に成功した年でしたが、2025年も強力な財務・事業実績でこの勢いを継続すると予想しています。MounjaroとZepboundの売上は第4四半期に力強い成長を示し、2025年もこの傾向が続くと予想しています。また、製造能力も追加で稼働させ、2024年上半期と比較して2025年上半期にはインクレチン製剤の販売可能な用量を少なくとも60%増加させる見込みです。」
既に発表の通り、RicksはJ.P. Morgan Healthcare Conferenceで本日東部時間午後5時15分からファイアサイドチャットに参加します。Ricksの講演のライブ音声ウェブキャストは、イーライリリーの投資家向けウェブサイトの「Webcasts & Presentations」セクション(https://investor.lilly.com/webcasts-and-presentations)で視聴可能です。プレゼンテーションの録画は同ウェブサイトで約30日間視聴可能です。
同社は現在、2024年第4四半期の財務結果(財務ガイダンスに含まれるその他の指標を含む)と2025年の財務ガイダンスの詳細を2025年2月6日に発表する予定です。
予備情報
本プレスリリースで発表された未監査の財務情報は予備的なものであり、イーライリリーの財務締めプロセスなどの要因により変更される可能性があります。そのため、最終結果は本プレスリリースに含まれる予備的結果と大きく異なる可能性があります。本プレスリリースに含まれる予備的財務情報は、本プレスリリース発表日時点で入手可能な情報に基づく同社経営陣の現時点での見積もりを反映しています。この予備情報はGAAPに基づいて作成された完全な財務情報の代替とみなすべきではなく、将来の期間の結果を必ずしも示すものではありません。この予備情報は、財務締めプロセスの影響、最終調整、その他の要因により影響を受ける可能性があります。
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