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売り一巡後は5日線レベルでの攻防

発行済 2017-12-05 08:50
更新済 2017-12-05 09:00
売り一巡後は5日線レベルでの攻防
[本日の想定レンジ]
 4日のNY市場はまちまち。
税制改革案の実現への期待からNYダウが上昇する一方、既に実効税率の低いハイテク大型株は減税による恩恵を受けにくいとの見方から、主要ハイテク株の下げが目立った。
ダウ平均は58.46ドル高の24290.05、ナスダックは72.22ポイント安の6775.37。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比230円安の22480円。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行しようが。
25日線が支持線として意識されるなか、売り一巡後は5日線レベルでの攻防といったところか。
昨日は小幅に続伸して始まったが、その後は下げに転じており、連日で陰線を形成している。
ただし、引き続き5日線が支持線として機能しており、下値の堅さが意識されていた。
一目均衡表では転換線、基準線が支持線として機能している。
ボリンジャーバンドではバンドが収れんするなか、+1σを挟んでの推移となった。
MACDはシグナルとの乖離がやや開いたが、陽転シグナル発生を意識したトレンドが形成されている。
一方で、週足形状ではボリンジャーバンドのバンドが拡大するなか、+2σに沿ったトレンドとなり、MACDは上方シグナルが継続している。
中期的には強いトレンドであり、過熱を冷ます格好での短期調整といったところであろう。
22500-22700円のレンジを想定。


[予想レンジ]

上限 22700円−下限 22500円

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