■NY原油先物 安値:45.83ドル 高値:49.28ドル 終値:47.98ドル 前週末比(騰落率):-2.22% ■下落、英国のEU離脱懸念を受けたドル高で 下落。
週末こそ反発をみせたが、6月9日から16日まで6営業日連続安。
英国による欧州連合(EU)離脱懸念を受けドルが上昇していることや、世界経済が失速しつつあるとの懸念が深まっている。
また、週間石油在庫統計で原油在庫が予想ほど減少していなかったことも重しとなっている。
■弱含みか、今後も生産枠の上限設定が合意される可能性は低い 想定レンジ:45.00~51.00ドル 弱含みか。
英国の欧州連合(EU)離脱を巡る国民投票の結果次第で大きく振れる可能性はある。
原油の米リグ稼働数は3週連続の増加となっているが、原油価格が50ドルを回復してきたことで、生産を再開する動きが出ているようである。
ただし、足元の調整により、リグ稼動数の増加が、今後は重しになる可能性はある。