NY原油は反発(NYMEX原油8月限終値:50.11↑0.98)。
50ドル手前でのもみ合いが続いたが、引けにかけて上げ幅を拡大し50ドル台で取引を終えている。
英国の国民投票では、残留派が離脱派を上回るとの観測が高まっており欧米株は上昇。
リスク選好の地合いとなった。
為替市場では、ポンド、ユーロが対ドルで強含んだことで、ドル建ての原油価格はやや割安と見られ買いが入った。
また、市場調査会社が、オクラホマ州のクッシングの原油在庫が減少したとの統計を発表したことも材料視された。
チャート上では、9日の年初来高値51.67ドル手前でのもみ合いとなっているが、50日移動平均線をサポートとした強い地合いは継続。
高値更新を意識した格好と言えよう。