[バクー/エレバン 4日 ロイター] - アルメニアのサルキシャン大統領は、ナゴルノカラバフ自治州で発生しているアルメニア系自治州政府部隊とアゼルバイジャン軍の戦闘が続けば、全面戦争に発展する恐れがあると警告した。 国際仲介者らが即時停戦を求めているが、4日も散発的な戦闘が続いている。 アゼルバイジャン国防省は、4日に兵士3人が殺害されたと発表。一方、自治州側は4人の戦闘員が殺害されたと発表した。 サルキシャン大統領は、首都で外交官らと協議を行い「これ以上戦闘が激化すれば、予測不能かつ不可逆的な結果を招き、全面戦争に発展する恐れがある」と述べた。
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