■NY原油先物
安値:43.74ドル
高値:46.84ドル
終値:44.19ドル
前週末比(騰落率):-5.27%
■下落、供給過剰懸念から約2ヶ月半ぶりの安値水準
下落。
週前半はトルコでクーデターが発生したと伝わり、中東情勢への警戒から1バレル46ドル台を回復する場面もみられた。
しかし、その後は弱含みとなるなか、週末には米石油サービス会社が発表した原油の掘削設備(リグ)の稼動数が、4週連続で増加したことが伝わり、供給過剰懸念が強まった。
■こう着か、利上げへの思惑が再び高まる可能性
想定レンジ:43.00~46.00ドル
こう着か。
緩やかな調整基調が続いており、需給悪化懸念が高まりやすい。
また、26、27日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれる。
米連邦準備理事会(FRB)が景気先行きに関してやや前向きな見方を示すとの観測があるため、これを見極めたいとする模様眺めムードも上値の重石になりそうだ。