■NY原油先物
安値:40.57ドル
高値:44.37ドル
終値:41.60ドル
前週末比(騰落率):-5.86%
■下落、約20年ぶりの高水準の原油在庫が嫌気される
下落。
原油在庫の増加が懸念されている。
夏場としてはすでに約20年ぶりの高水準にある原油在庫が先週、予想外に増加したことが明らかになった。
サマーシーズンでガソリン需要が見込まれる中での増加とあり、米国景気への不透明感にもつながっている。
週末こそ反発をみせたが、4月中旬以来約3カ月ぶりの安値となった。
■軟調か、40ドル割れはコンセンサスとなる
想定レンジ:36.00~44.00ドル
軟調か。
引き続き、高水準の原油在庫による供給過剰懸念によって、先安感が続きそうである。
既に40ドル割れはコンセンサスとなるなか、ファンド等によるポジション調整の売りなども警戒されやすい。
週末には米雇用統計の発表を控えており、トレンド反転は厳しそうである。