1525GMT 17日
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
18日終値 前営業日終値
株 FT100 5172.89(+8.94) 5163.95
クセトラDAX 5703.83(‐27.31) 5731.14
金 現物午後値決め 1012.00 1018.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 99.225 (+0.005) 0.392(0.390)
独連邦債2年物 1.308(1.289)
独連邦債10年物(12月限) 120.23 (‐0.23) 3.392(3.348)
独連邦債30年物 4.148(4.075)
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<為替> ドルが主要通貨に対して上昇。リスク許容度が低下し、高利回り通貨への需
要が後退している。
ドルはこのところ下落していたが、日本とシンガポールの連休を控えたポジション調整
で、この日は売りが一服した。
<株式> ロンドン株式市場は6営業日続伸。米株が堅調となったことを受け、割安感
のあるディフェンシブ銘柄を中心に買われた。ただ、商品(コモディティ)株には若干の
利食い売りが出た。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は1年ぶり高値で引けた。取引時間中には年初来高
値の5183.88をつけた。
医薬品のグラクソ・スミスクライン
は0.1─2.0%高。
インドのエコノミック・タイムズ紙が伝えたところによると、グラクソは、インドの同
業ドクター・レディーズ
1億5000万ドル程度になる見込みという。
酒類世界最大手のディアジオ
0.6%、それぞれ値上がりした。SABミラーはUBSが投資判断を「バイ」に引き上
げたことも好感した。
不動産のハマーソン
%高。ソシエテ・ジェネラル がハマーソンの投資判断を「セル」から「ホールド」に、
ブリティッシュ・ランドを「ホールド」から「バイ」に引き上げたことが手掛かりとなっ
た。
金属価格が軟調となったことで鉱山株は連れ安となった。アングロ・アメリカン
0.9─2.5%値下がりした。
石油価格の下落を受けエネルギー株も安い。BGグループ
タロー・オイル
ールド」に引き下げた。
欧州株式市場は反落。FTSEユーロファースト300種指数は、前日つけた11カ月
ぶり高値から押し戻された。商品株が値を下げる一方、ディフェンシブ銘柄が再び選好さ
れた。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は4.76ポイント(0.47%)安
の1006.50。4日ぶりに反落したが、週間ベースでは1.3%上昇した。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は8.21ポイント(0.28%)安の
2887.24。
最近上昇していた大型商品株が利食い売りで下落した。BP
・シェル
1.1%安。
鉱山株もBHPビリトン
個別銘柄では、ロイズ・バンキング・グループ
0.9%高で引けた。ロイズは英政府の資産保護スキームへの依存度を引き下げ、同スキ
ーム以外の手段を検討していることを明らかにした。これについて、ゴールドマン・サッ
クスが顧客向けノートで好ましい動きと評価した。
ゴールドマンは、複数の欧州系銀行について、ピーク時の損失引当金予想額を引き下げ、
利益見通しと目標株価を引き上げた。
銀行株では、HSBC
などが上昇した。
ディフェンシブの医薬品銘柄に買いが入り、アストラぜネカ
ラクソ・スミスクライン
<ユーロ圏債券> おおむね横ばい。薄商いのなか一時的に値上がりする場面も見られ
たが、軟調な米国債市場につられ値を消した。
一方、前日の米経済指標がまちまちだったことで、景気回復の足取りが鈍いとの見方が
広がり、国債相場を支えたという。
あるフランス系銀行のシニアトレーダーは「米国市場で取引が始まるにつれて独連邦債
が売られた。米国市場でのリスク選好は前日よりも強くなっており、これが一部市場で軟
調となった原因かもしれない」と述べた。
1535GMT時点で、独連邦債先物12月限
水準を試した後、一時120.97をつける場面も見られた。
独連邦債10年物
3.377%。独連邦債2年物
独連邦債以外のユーロ圏政府債はおおむね、対独連邦債でスプレッドが縮小。10年物
イタリア固定利付債(BTP)のスプレッドは69bpと5週間ぶり水準に縮小した。
[東京 19日 ロイター]