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欧州市場サマリー(18日)

発行済 2009-09-19 03:48
EUR/JPY
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BP
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     1525GMT         17日

ユーロ/ドル   1.4724 1.4738

ドル/円   91.280 91.040

ユーロ/円   134.40 134.18

              18日終値     前営業日終値

株 FT100 5172.89(+8.94) 5163.95

  クセトラDAX     5703.83(‐27.31) 5731.14

金 現物午後値決め 1012.00 1018.50

              先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(12月限)  99.225 (+0.005)  0.392(0.390)

独連邦債2年物 1.308(1.289)

独連邦債10年物(12月限) 120.23 (‐0.23) 3.392(3.348)

独連邦債30年物   4.148(4.075)

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 <為替> ドルが主要通貨に対して上昇。リスク許容度が低下し、高利回り通貨への需

要が後退している。

 ドルはこのところ下落していたが、日本とシンガポールの連休を控えたポジション調整

で、この日は売りが一服した。

 

 <株式> ロンドン株式市場は6営業日続伸。米株が堅調となったことを受け、割安感

のあるディフェンシブ銘柄を中心に買われた。ただ、商品(コモディティ)株には若干の

利食い売りが出た。

 FT100種総合株価指数<.FTSE>は1年ぶり高値で引けた。取引時間中には年初来高

値の5183.88をつけた。

 医薬品のグラクソ・スミスクライン、アストラゼネカ、シャイア

は0.1─2.0%高。

 インドのエコノミック・タイムズ紙が伝えたところによると、グラクソは、インドの同

業ドクター・レディーズ株の5%を取得する方向で交渉している。取得額は

1億5000万ドル程度になる見込みという。

 酒類世界最大手のディアジオは1.4%、ビール醸造SABミラー

0.6%、それぞれ値上がりした。SABミラーはUBSが投資判断を「バイ」に引き上

げたことも好感した。

 不動産のハマーソンは2.6%高、ブリティッシュ・ランドは3.3

%高。ソシエテ・ジェネラル がハマーソンの投資判断を「セル」から「ホールド」に、

ブリティッシュ・ランドを「ホールド」から「バイ」に引き上げたことが手掛かりとなっ

た。

 金属価格が軟調となったことで鉱山株は連れ安となった。アングロ・アメリカン

、BHPビリトン、エクストラータ、カザキミス

0.9─2.5%値下がりした。

 石油価格の下落を受けエネルギー株も安い。BGグループは0.6%、BP

は0.2%、ケアン・エナジーは3.1%、それぞれ値を下げた。

 タロー・オイルは5.3%安。シティグループが投資判断を「バイ」から「ホ

ールド」に引き下げた。

 欧州株式市場は反落。FTSEユーロファースト300種指数は、前日つけた11カ月

ぶり高値から押し戻された。商品株が値を下げる一方、ディフェンシブ銘柄が再び選好さ

れた。

 FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は4.76ポイント(0.47%)安

の1006.50。4日ぶりに反落したが、週間ベースでは1.3%上昇した。

 DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は8.21ポイント(0.28%)安の

2887.24。

 最近上昇していた大型商品株が利食い売りで下落した。BP、ロイヤル・ダッチ

・シェル、BGグループ、スタトイル・ハイドロが0.2―

1.1%安。

 鉱山株もBHPビリトン、エクストラータなど主要銘柄が下落した。

 個別銘柄では、ロイズ・バンキング・グループが一時の下げから切り返し、

0.9%高で引けた。ロイズは英政府の資産保護スキームへの依存度を引き下げ、同スキ

ーム以外の手段を検討していることを明らかにした。これについて、ゴールドマン・サッ

クスが顧客向けノートで好ましい動きと評価した。

 ゴールドマンは、複数の欧州系銀行について、ピーク時の損失引当金予想額を引き下げ、

利益見通しと目標株価を引き上げた。

 銀行株では、HSBC、バンコ・サンタンデール、UBS

などが上昇した。

 ディフェンシブの医薬品銘柄に買いが入り、アストラぜネカが0.4%高、グ

ラクソ・スミスクラインが2%高となった。

 <ユーロ圏債券> おおむね横ばい。薄商いのなか一時的に値上がりする場面も見られ

たが、軟調な米国債市場につられ値を消した。

 一方、前日の米経済指標がまちまちだったことで、景気回復の足取りが鈍いとの見方が

広がり、国債相場を支えたという。

 あるフランス系銀行のシニアトレーダーは「米国市場で取引が始まるにつれて独連邦債

が売られた。米国市場でのリスク選好は前日よりも強くなっており、これが一部市場で軟

調となった原因かもしれない」と述べた。

 1535GMT時点で、独連邦債先物12月限は横ばいの120.46。抵抗

水準を試した後、一時120.97をつける場面も見られた。

 独連邦債10年物利回りは3.4ベーシスポイント(bp)上昇し

3.377%。独連邦債2年物利回りは1.3bp上昇し1.298%。

 独連邦債以外のユーロ圏政府債はおおむね、対独連邦債でスプレッドが縮小。10年物

イタリア固定利付債(BTP)のスプレッドは69bpと5週間ぶり水準に縮小した。

 

              [東京 19日 ロイター]

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