■NY原油先物
安値:43.06ドル
高値:46.55ドル
終値:44.48ドル
前週末比(騰落率):1.97%
■上昇、ドル安や在庫減少、市場安定策への期待
上昇。
米政策金利が引き上げられる可能性はほとんどないとの見方から、ドルが軟調となり、週初から商品の投資妙味が高まった。
ロシア高官が増産凍結などの市場安定策に前向きと伝えられたほか、米在庫が予想外に減少したこと、さらにサウジとイランの当局者が連日で会合したことも材料視された。
■こう着か、非公式会合の結果次第で乱高下も
想定レンジ:40.00~49.00ドル
こう着か。
26-28日にアルジェで開かれる石油輸出国機構(OPEC)とロシアのエネルギー相による非公式会合が予定されており、石油の増産凍結などを議論する。
4月にも増産凍結を模索したが、物別れに終わっていた。
今回協議がまとまれば、8年ぶりの増産凍結となるが、結果を受けた荒い相場展開が警戒されそうだ。