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再送:欧州市場サマリー(25日)

発行済 2009-09-26 05:16
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*この記事は26日に配信しました。

     1453GMT         24日

ユーロ/ドル   1.4700       1.4658

ドル/円   89.820 91.280

ユーロ/円   132.04 133.80

              25日終値     前営業日終値

株 FT100 5082.20(+ 2.93) 5079.27

  クセトラDAX     5581.41(‐23.80) 5605.21

金 現物午後値決め 991.50 1009.75

              先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(12月限)  99.290 (‐0.010)  0.375(0.380)

独連邦債2年物 1.230(1.209)

独連邦債10年物(12月限) 121.66 (+0.54) 3.237(3.306)

独連邦債30年物   3.969(4.076)

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 <為替> ドルが下落。対円で節目となる90円を下回り、7カ月半ぶりの安値をつけ

たほか、対ユーロでも値を下げた。

 ロイターが入手した20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)の声明草案に

よると、G20首脳は、持続的な回復が確実になるまで景気刺激策を継続することを表明

する。これを受け、米金利が今後非常に低い水準で維持されるとの観測が高まった。

 <株式> ロンドン株式市場はほぼ変わらず。医薬品やエネルギー株が買われる一方、

金融株は値下がりした。

 FT100種総合株価指数<.FTSE>は週間では8月末以来のマイナスとなった。

 8月の米耐久財受注は予想外の減少となったものの、相場への影響は限定的だった。

 原油価格に関しゴールドマン・サックスが上昇を予想するなか、石油株がしっかり。B

は0.5%高、ロイヤル・ダッチ・シェルは0.1%高。

 欧米での好調な決算を手掛かりに医薬品株も上昇。アストラゼネカは0.2%

高、シャイアは1.6%高。

 グラクソ・スミスクラインは1.8%上昇。欧州医療規制当局は、同社の新型

インフルエンザ(H1N1型)ワクチンの承認を推奨した。

 米ピッツバーグの20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)で新たな銀行規

制の基礎作りが始まるなか、金融株は軟調だった。ロイズ・バンキング・グループ

は3.4%安、バークレイズは2.1%安、スタンダード・チャーター

ド(スタンチャート)は1.5%安。

 欧州株式市場は続落。金融株が売られて医薬品・エネルギー株の上げを相殺するなか、

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は前日に続き2週間強ぶり安値で引けた。

 同指数は3.46ポイント(0.35%)安の983.91。ザラ場の高値は

990.43、安値は982.12。週足では2.2%安となった。

 DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は6.27ポイント(0.22%)安の

2831.95。

 20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)で銀行規制改革が協議されるなか、

金融株が値下がりした。クレディ・スイス、UBS、ロイズ・バン

キング・グループ、コメルツ銀行、バークレイズ、BNPパ

リバは0.4─3.4%安。

 ユリウス・ベアは5.6%安。最新の戦略で示した目標が失望を誘ったほか、

増配や自社株買いの計画はないとした。

 ノルウェー最大銀行グループDnB NORは9.9%高。24億ドルの

株主割当増資計画を発表した。

 この日の米経済指標は、8月の新築1戸建て住宅販売が、増加したもののエコノミスト

予想を下回り、8月の耐久財新規受注も予想外に減少した。一方、9月の米ミシガン大学

消費者信頼感指数(確報値)は改善した。

 需要懸念を背景にインダストリアル・エンジニアリング関連株も安い。仏アルストム

は2.2%、スイスのABBは2.6%、それぞれ値下がりした。

 イランの核施設建設をめぐり同国と西側諸国との緊張が高まるなか、米原油先物価格

が上昇し、主要石油・ガス関連株にある程度の買いが入った。石油株ではBP

、BGグループ、タロー・オイル、ケアン・エナジー

0.5─3.2%高。

 医薬品株では独メルクが1.1%高。JPモルガンが同社株の投資判断を

「アンダーウエート」から「ニュートラル」に引き上げた。グラクソ・スミスクライン

は1.8%高。

 <ユーロ圏債券> 期間が長めの独連邦債先物が11日ぶり高値をつけた。米指標が予

想を下回ったことや株安が手掛かりとなった。

 8月の米耐久財新規受注は予想外に減少。米新築1戸建て住宅販売は増加したものの予

想に届かなかった。これらを受けて、景気回復の勢いは弱いとの見方が高まり、米ミシガ

ン大消費者信頼感指数(確報値)が上昇したことの影響を相殺した。

 来週は欧州中央銀行(ECB)による期間1年の資金供給オペや主要経済指標の発表、

独連邦議会(下院)選挙などが控えていることから、様子見とする投資家が多く、閑散取

引となった。

 モニュメント・セキュリティーズのストラテジスト、マーク・オスワルド氏は「独連邦

債の地合いは底堅いが、薄商いだった。来週のECBの1年物資金供給の結果が注目され

ている。規模が大きいほどユーロ圏債券、特に独連邦債以外の国債にとっては良い」と述

べた。

 1539GMT時点で、独連邦債先物12月限は41ティック高の

121.53。一時14日以来の高値である121.56をつけた。出来高は60万枚弱

にとどまった。

 独連邦債10年物利回りは4.8ベーシスポイント(bp)低下し

3.257%。一時は約10日ぶり低水準の3.249%をつけた。

 一方、同2年物利回りは1bp程度上昇し、1.227%。

 2・10年債利回り格差は、約1週間ぶりの水準である約203bpに縮小した。

              [東京 26日 ロイター]

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