東海運 (T:9380):458円(前日比+77円)
急伸で上昇率トップ。
米大統領となったトランプ氏はロシアとの関係を重視しているとされている。
トランプ氏が大統領となったことで、日ロ関係も進展しやすくなるとの見方が強まっているもよう。
あらためてロシア関連の中心的な材料株として、短期資金の関心が高まる状況になってきているようだ。
コロプラ (T:3668):1025円(前日比-262円)
急落。
前日に発表した決算内容がネガティブサプライズにつながっている。
前9月期営業利益は319億円で、市場予想の範囲内であったが、今期は110億円で前期比66%の大幅減益見通しになっている。
市場コンセンサスは300億円強の水準であったとみられ、想定外の大幅減益見通しにネガティブサプライズ。
業績モメンタムの急速な悪化が意識される状況に。
JDI (T:6740):217円(前日比+26円)
急伸。
前日に4-9月期の決算を発表している。
営業損益は22億円の赤字で前年同期比128億円の悪化となったが、従来予想の24億円の赤字よりは上振れた。
7-9月期では12億円の黒字化を達成する格好に。
また、10-12月期は100億円の黒字見通し、市場予想の範囲内ではあるものの、過度な警戒感後退につながる内容と捉えられている。
コマツ (T:6301):2407円(前日比+227.5円)
大幅反発。
米国のトランプ新大統領の政策期待が高まる格好で前日の米国株式市場が上昇、とりわけ、大型インフラ投資への期待感が盛り上る状況となり、キャタピラーなどの資本財セクターが大幅高になった。
同社にも米国のインフラ投資拡大の恩恵が期待できるとの思惑も波及、本日は反発力が強まる展開になっているようだ。
トヨタ (T:7203):5807円(前日比+297円)
大幅反発。
決算発表を受けた前日は、米大統領選挙の影響に伴う急速な為替の円高が嫌気され伸び悩んだが、本日は一転して円安反転の動きとマーケットは落ち着きを取り戻し、他の輸出関連株同様に、過度に売り込まれた反動が強まる形になっている。
決算発表と同時に自社株買いも発表していることで、目先は需給面が下支えになるとの期待も再燃へ。
テリロジー (T:3356):271円(前日比+31円)
3日ぶり大幅反発。
月内にもサイバー攻撃の被害を調査するシステムの販売を始めると一部専門紙で報じられている。
企業のネットワークでやり取りされるデータを全て復元・保存し、サイバー攻撃による情報流出を察知した際に、流出したデータの特定につなげるという。
システム一式の値段は2000万円(税別)から、復元装置のみの利用は250万円(同)からで、大手製造業や自治体を中心に営業し、初年度で2億円の売上を目指すとしている。
マクドナルド (T:2702):3020円(前日比+56円)
3日ぶり反発。
16年1-9月期(第3四半期累計)決算とともに、16年12月期業績予想の上方修正を発表している。
第3四半期累計の営業損益は38.05億円の黒字(前年同期は207.95億円の赤字)となった。
また、通期営業利益見通しを従来の33.00億円から50.00億円(前期は234.40億円の赤字)へと引き上げた。
月次動向からある程度織り込みとみられるが、業績持ち直しが改めて意識されているようだ。
ミクシィ (T:2121):3610円(前日比+75円)
反発。
16年4-9月期(第2四半期累計)決算を発表している。
営業利益は前年同期比21.5%減の342.84億円だった。
市場予想ではおおむね300億円台後半とみられており、これらを下回って着地した。
一方、300万株、100億円を上限に自己株式取得を実施することもあわせて発表している。
発行済株式総数(自己株式除く)の3.67%に相当する。
取得期間は16年11月10日から17月3月末までとしている。