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欧州市場サマリー(25日)

発行済 2009-11-26 05:32

     1402GMT       24日

ユーロ/ドル   1.5075       1.4960

ドル/円    87.550      88.560

ユーロ/円   132.00      132.47

              25日終値     前営業日終値

株 FT100 5364.81(+40.85) 5323.96

  クセトラDAX     5803.02(+33.71) 5769.31

金 現物午後値決め 1179.75 1163.25

             先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(12月限)  99.245 (‐0.005)  0.451(0.462)

独連邦債2年物 1.371(1.355)

独連邦債10年物(12月限) 122.74 (+0.02) 3.247(3.245)

独連邦債30年物   3.987(3.970)

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 <為替> ドルが対通貨バスケットで1年3カ月ぶり安値を更新。週間の新規失業保険

申請の減少や10月の消費支出の増加を背景に米経済見通しが改善、リスク選好が強まっ

た。

 前日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では、これまでのところドル

の下落は「秩序のある(orderly)」ものだとし、投機的動きはみられないと指摘。これ

を受けてドルは全般的に売られ、対円で10カ月ぶり安値をつけた。

 

 <株式> ロンドン株式市場は反発。米経済指標の発表が相次ぐなか、金属価格の上昇

で鉱山株が買われた。

 金価格が最高値を更新し、主要金属価格も値上がりするなか、鉱山株が堅調。ラ

ンドゴールド・リソーシズが3%高。ロンミン、BHPビリトン

アングロ・アメリカン、アントファガスタが2.5─3.2%高。

 キャピタル・スプレッズのセールス部長、アンガス・キャンベル氏は「最近は相場が後

退するたびに新たな押し目買いがみられ、モメンタムとして依然強気だ」と述べた。

 指数は3月安値以降55%上昇。11月全体では単月として8月以来の好成績となる勢

い。

 医薬品株では、アストラゼネカ、グラクソ・スミスクライン、シャイア

が1.4─2.5%高。

 原油価格が1%強値上がりするなか、エネルギー株も高い。BPは0.5%高、

BGグループは1.3%高。

 英フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、ロイヤル・ダッチ・シェル

ボーサー最高経営責任者(CEO)は、原油価格が80ドル程度にとどまれば、同社はい

かなる資金も借り入れる必要がない、と発言した。同社株は0.4%高。

 欧州株式市場は反発。医薬品株が堅調だった。

 FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は5.29ポイント(0.52%)高

の1021.95。

 DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は19.32ポイント(0.67%)高

の2896.90。

 医薬品株では、グラクソ・スミスクライン、ノバルティス、アストラ

ゼネカ、ロシュ、サノフィ・アベンティスが0.5─2.5%

高。

 景気回復に対する投資家の信頼感の高まりを背景に、指数は3月9日の最安値以降58

%強値上がりしている。こうしたなか、DJSTOXX医薬品株指数<.SXDP>は同期間で

31%高と出遅れている。

 ウニクレディト(ミュンヘン)の国際株式戦略部長、ゲルハルト・シュワルツ氏は「市

場では指標の発表が相次いでいるが、経済活動には今後さらなる改善がみられると思う。

もっとも最近では強弱まちまちの度合いが増している」と述べた。

 ケータリング世界最大手のコンパス・グループが6.1%高。通期の税引き前

利益は33%増加し、市場予想の上限となった。

 ビベンディは4.3%高。エクサンBNPパリバは投資判断を「アウトパフォ

ーム」に引き上げ、業務と合併・買収(M&A)の双方で投資家にとって前向きなサプラ

イズが示される可能性があるとした。

 <ユーロ圏債券> 下落。独連邦債は一時7週間ぶり高値をつけていたものの、堅調な

米指標を受け低リスク資産への需要が後退し、資金が株式市場にシフトした。

 リスク選好の動きがやや強まったものの、高リスクとされるギリシャやアイルランド国

債などの地合いは軟調だった。最近売られていたことから投資家は警戒を解いていない。

 10月の米新築1戸建て住宅販売戸数は予想を上回って増加し1年ぶりの高水準とな

った。

 独連邦債先物12月限の清算値は122.65と、前日から7ティック下落し

た。122.60─122.89の狭いレンジで取引された。出来高は約58万枚で11

月の一日平均70万6254枚を下回った。

 指標独連邦債2年物利回りはほぼ変わらずの1.335%。

 同10年物利回りは2ベーシスポイント(bp)上昇し3.262%。

 独連邦銀行が金融・経済危機の終息には程遠いとの見通しを示し、ドイツ国内の銀行が

来年に追加評価損として最大900ユーロ(1342億ドル)を計上する可能性があると

警告した。これを受けて欧州中央銀行(ECB)の景気支援策解除は時期尚早との見方が

強まった。

 ドイツがこの日実施した41億ユーロの連邦債入札は、おう盛な需要がみられた。

 ギリシャ国債は引き続き軟調。10年物のギリシャ国債と独連邦債の利回り格差は一時

185bp付近に達し、6月下旬以来の高水準をつけた。終盤は182bpとなった。

 CMAデータビジョンによると、ギリシャの国債保証コストも上昇した。同国債のクレ

ジット・デフォルト・スワップ(CDS)5年物は193.6bpと、前日のニューヨー

ク市場終値の188.9bpから上昇した。

 CDSスプレッド1bpは、債務1000万ユーロに対する保証料1000ユーロに相

当する。

                           [東京 26日 ロイター]

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