■今後の展望・中期経営計画
ファーストコーポレーション (T:1430)は、2018年5月期からの3ヶ年を、引き続き永続的な繁栄を目指すための基盤づくりの期間として位置付け、2020年5月期を最終年度とする中期経営計画を進めている。
計画の大きなポイントとして、1)東京圏でのシェア拡大に注力、2)業容の拡大を支える体制の構築、3)高収益体質の追求──の3点を挙げている。
社歴は浅いものの、着実に実績を上げ、認知度も高まってきたことで、更なる新規顧客の獲得に努めていく。
また、業容拡大のためには人材の育成が急務となる。
そこで、積極的な採用による人員の拡充や、継続的な教育による全体のレベルアップを図る方針だ。
さらに、設計及び工程の段階で効率化を追求する一方、施工品質を保つことによるコスト低減を実現し、規模と同時に収益性を高めていく。
こうした事業運営により、2020年5月期には売上高34,911百万円、経常利益3,167百万円を目指す。
また、中期的な定量目標として、収益面においては、完成工事総利益率16%の維持、売上高営業利益率10%への挑戦、財務面においては、自己資本比率40%超、ROA(総資産経常利益率)20%超、ROE(自己資本純利益率)40%超の水準を維持──をそれぞれ目標として掲げている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野 文也)
ファーストコーポレーション (T:1430)は、2018年5月期からの3ヶ年を、引き続き永続的な繁栄を目指すための基盤づくりの期間として位置付け、2020年5月期を最終年度とする中期経営計画を進めている。
計画の大きなポイントとして、1)東京圏でのシェア拡大に注力、2)業容の拡大を支える体制の構築、3)高収益体質の追求──の3点を挙げている。
社歴は浅いものの、着実に実績を上げ、認知度も高まってきたことで、更なる新規顧客の獲得に努めていく。
また、業容拡大のためには人材の育成が急務となる。
そこで、積極的な採用による人員の拡充や、継続的な教育による全体のレベルアップを図る方針だ。
さらに、設計及び工程の段階で効率化を追求する一方、施工品質を保つことによるコスト低減を実現し、規模と同時に収益性を高めていく。
こうした事業運営により、2020年5月期には売上高34,911百万円、経常利益3,167百万円を目指す。
また、中期的な定量目標として、収益面においては、完成工事総利益率16%の維持、売上高営業利益率10%への挑戦、財務面においては、自己資本比率40%超、ROA(総資産経常利益率)20%超、ROE(自己資本純利益率)40%超の水準を維持──をそれぞれ目標として掲げている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野 文也)