博展 (T:2173)は8日、2018年3月期第3四半期(2017年4~12月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比31.2%増の85.42億円、営業利益が4.18億円(前年同期は2.80億円の損失)、経常利益が4.13億円(同2.88億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が1.95億円(同2.76億円の損失)だった。
また、2018年3月期通期の連結業績予想についても、同日に上方修正を発表している。
売上高増加の要因は、前期下期に行った営業活動量の増加を目的とした体制 強化が奏功し、大型案件の受注獲得に成功したこと、イベントプロモーションにおいて、ターゲット業界の明確化や、収益性の高い大型案件の受注に向けた積極的な営業活動に注力したことで案件単価が増加したこと、カンファレンス・セミナーにおいて、既存顧客からのリピート案件を確実に受注できたことに加え、新たにIT系の大型案件を獲得できたこと、商環境において、協業パートナーとの連携強化を図ったことに加え、展示会等で取引のある既存顧客に対し商環境の提案活動を積極的に行い高単価案件の受注に至ったこと、デジタル・コンテンツ&マーケティングにおいて、前期より継続している体制強化と商品開発が奏功し、受注高の増加に至ったことなどである。
また、商談会・プライベートショーは、前年同四半期比で減少しているが、収益性の観点から受注案件を選別したことによるものであり、商談会・プライベートショーの利益率は大幅に改善している。
セグメントの業績では、リアルエクスペリエンス&コミュニケーション事業は、売上高においては、商材別の事業戦略が奏功したこと、セグメント利益においては、プロジェクト毎の利益確保及びコスト管理の徹底による改善効果があった。
デジタルエクスペリエンス&コミュニケーション事業は、デジタル領域におけるグループ戦略の実現に向けて体制変更の実施と、顧客ニーズにマッチした商品開発を進めたことで先行投資が増加した一方、プロジェクト単位の利益管理の徹底により、収益性の改善が図れた。
なお、2018年3月期通期の連結業績予想についても上方修正を発表。
売上高が前期比18.7%増(前回予想比3.8%増)の110.00億円、営業利益が4.50億円(同50.0%増)、経常利益が4.40億円(同57.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が1.80億円(前回予想と同額)としている。
今回、展示会出展における受注件数の増加、イベントプロモーションや商環境における大型案件の受注による顧客単価の増加等、各商材別セグメントにおいて、順調に売上高が伸長したことにより、連結売上高について前回発表予想を上回る見通しとなった。
加えて、プロジェクト毎に採算性を重視した業務オペレーションを厳格に実行したこと、販売費及び一般管理費を前年並みの水準に維持すべくコスト管理の徹底に取組んだこと等により、連結営業利益及び連結経常利益についても上方修正に至った。
一方、同社の連結子会社であるタケロボ株式会社における収益計画の遅れに伴う影響を踏まえ特別損失を計上することから、親会社株主に帰属する当期純利益については、前回発表予想を据え置いている。
売上高が前年同期比31.2%増の85.42億円、営業利益が4.18億円(前年同期は2.80億円の損失)、経常利益が4.13億円(同2.88億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が1.95億円(同2.76億円の損失)だった。
また、2018年3月期通期の連結業績予想についても、同日に上方修正を発表している。
売上高増加の要因は、前期下期に行った営業活動量の増加を目的とした体制 強化が奏功し、大型案件の受注獲得に成功したこと、イベントプロモーションにおいて、ターゲット業界の明確化や、収益性の高い大型案件の受注に向けた積極的な営業活動に注力したことで案件単価が増加したこと、カンファレンス・セミナーにおいて、既存顧客からのリピート案件を確実に受注できたことに加え、新たにIT系の大型案件を獲得できたこと、商環境において、協業パートナーとの連携強化を図ったことに加え、展示会等で取引のある既存顧客に対し商環境の提案活動を積極的に行い高単価案件の受注に至ったこと、デジタル・コンテンツ&マーケティングにおいて、前期より継続している体制強化と商品開発が奏功し、受注高の増加に至ったことなどである。
また、商談会・プライベートショーは、前年同四半期比で減少しているが、収益性の観点から受注案件を選別したことによるものであり、商談会・プライベートショーの利益率は大幅に改善している。
セグメントの業績では、リアルエクスペリエンス&コミュニケーション事業は、売上高においては、商材別の事業戦略が奏功したこと、セグメント利益においては、プロジェクト毎の利益確保及びコスト管理の徹底による改善効果があった。
デジタルエクスペリエンス&コミュニケーション事業は、デジタル領域におけるグループ戦略の実現に向けて体制変更の実施と、顧客ニーズにマッチした商品開発を進めたことで先行投資が増加した一方、プロジェクト単位の利益管理の徹底により、収益性の改善が図れた。
なお、2018年3月期通期の連結業績予想についても上方修正を発表。
売上高が前期比18.7%増(前回予想比3.8%増)の110.00億円、営業利益が4.50億円(同50.0%増)、経常利益が4.40億円(同57.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が1.80億円(前回予想と同額)としている。
今回、展示会出展における受注件数の増加、イベントプロモーションや商環境における大型案件の受注による顧客単価の増加等、各商材別セグメントにおいて、順調に売上高が伸長したことにより、連結売上高について前回発表予想を上回る見通しとなった。
加えて、プロジェクト毎に採算性を重視した業務オペレーションを厳格に実行したこと、販売費及び一般管理費を前年並みの水準に維持すべくコスト管理の徹底に取組んだこと等により、連結営業利益及び連結経常利益についても上方修正に至った。
一方、同社の連結子会社であるタケロボ株式会社における収益計画の遅れに伴う影響を踏まえ特別損失を計上することから、親会社株主に帰属する当期純利益については、前回発表予想を据え置いている。