アメリカ政府は340億ドル相当の中国製品に対する制裁関税を金曜日に発動したが、中国は対抗措置として340億ドル相当の関税をアメリカに課し、貿易摩擦が本格化している。
それを受けドルは下落し、金相場は本日月曜に上昇した。
月曜の日本時間14時30分、、ニューヨークマーカンタイル取引所で8月限Gold futuresは0.32%上げ、トロイオンスあたり1,259.80ドルとなった。
米ドルインデックス,は0.15%さげ93.62となった。
雇用は予想より増加しているのにもかかわらず、金曜に発表された失業率の増加と、予想を下回る賃金の指標によりドルは下落した。
賃金は5月に0.3%増加したが、6月は0.2%(一時間あたり5セント)の上昇にとどまった。
一方で、非農業部門雇用者数は、予想より21万3000人増と大幅に上昇した。しかし、その指標は、通貨や金相場に対して限定的な影響しか与えなかった。
「もしドル安が続けば、数日以内に1,280ドルを目指していると考えられる」と、ThinkMarketsのアナリストのNaeem Aslamは語った。