■NY株式:NYダウは76ドル安、米中貿易摩擦への懸念が再燃
米国株式相場は下落。
ダウ平均は76.62ドル安の25656.98、ナスダックは10.64ポイント安の7878.46で取引を終了した。
小幅上昇して寄り付いたものの、米中両国が互いに160億ドル相当の輸入品に対する追加関税を発動したほか、トランプ大統領が、自身が弾劾された場合の株式市場の急落を示唆するなど、軟調推移となった。
一方で、明日のパウエルFRB議長による講演内容を見極めたいとの思惑もあり、下値は限られた。
セクター別では、商業・専門サービスやソフトウェア・サービスが上昇する一方で自動車・自動車部品や素材が下落した。
小売大手のシアーズ・ホールディングス(SHLD)は、採算性の低い46店舗の閉鎖計画を発表し下落。
食品のホーメルフーズ(HRL)は、決算内容が嫌気され軟調推移。
中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)は、調整後1株利益が予想を下振れ下落。
一方で複合企業のハネウェル・インターナショナル(HON)は、通期見通しを引き上げ堅調推移となった。
マーケット終了後にアパレルのギャップ(GPS)が発表した5-7月期決算は、売上高、一株利益ともに予想を上振れたものの、世界既存店売上高が下振れた。
時間外取引で下落して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドル・円は一時111円32銭、年内追加利上げを織り込むドル買い
23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円78銭から111円32銭まで上昇し111円26銭で引けた。
米連邦準備制度理事会(FRB)が22日公表した連邦公開市場委員会(FOMC)(7月31日-8月1日分)議事録に加えて、カプラン米ダラス連銀総裁やジョージ米カンザスシティー地区連銀総裁が、トランプ大統領の批判にかかわらず金融政策の正常化にはまだ利上げが必要との見解を示したためドル買いに一段と拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.1591ドルから1.1530ドルまで下落し、1.1544ドルで引けた。
ユーロ圏8月消費者信頼感指数が予想を下回り、欧米金利差の拡大観測を受けたユーロ売り・ドル買いが加速。
ユーロ・円は、128円22銭から128円77銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.2889ドルから1.2805ドルまで下落した。
英国政府が発表した文書の中で、個人や企業に対して、合意のない離脱にも備えるよう警告したため、警戒感からポンド売りが再燃した。
ドル・スイスは、0.9828フランから0.9866フランまで上昇した。
■NY原油:伸び悩みで67.83ドル、ドル高を嫌気した売りも
NY原油先物10月限は伸び悩み(NYMEX原油10月限終値:67.83 ↓0.03)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は前日比−0.03ドルの67.83ドルで通常取引を終えた。
時間外取引を含めて一時67.32ドルまで売られた。
原油在庫の減少を意識した買いは一巡し、この日はドル高を嫌気した売りがやや優勢となった。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 30.84ドル -0.14ドル(-0.45%)
モルガン・スタンレー(MS) 48.13ドル -0.47ドル(-0.97%)
ゴールドマン・サックス(GS)236.34ドル -3.00ドル(-1.25%)
インテル(INTC) 46.98ドル -0.07ドル(-0.15%)
アップル(AAPL) 215.49ドル +0.44ドル(+0.20%)
アルファベット(GOOG) 1205.38ドル -1.95ドル(-0.16%)
フェイスブック(FB) 172.90ドル -0.74ドル(-0.43%)
キャタピラー(CAT) 136.79ドル -2.84ドル(-2.03%)
アルコア(AA) 42.02ドル -1.20ドル(-2.78%)
ウォルマート(WMT) 95.18ドル -0.49ドル(-0.51%)
スプリント(S) 6.11ドル -0.03ドル(-0.49%)
米国株式相場は下落。
ダウ平均は76.62ドル安の25656.98、ナスダックは10.64ポイント安の7878.46で取引を終了した。
小幅上昇して寄り付いたものの、米中両国が互いに160億ドル相当の輸入品に対する追加関税を発動したほか、トランプ大統領が、自身が弾劾された場合の株式市場の急落を示唆するなど、軟調推移となった。
一方で、明日のパウエルFRB議長による講演内容を見極めたいとの思惑もあり、下値は限られた。
セクター別では、商業・専門サービスやソフトウェア・サービスが上昇する一方で自動車・自動車部品や素材が下落した。
小売大手のシアーズ・ホールディングス(SHLD)は、採算性の低い46店舗の閉鎖計画を発表し下落。
食品のホーメルフーズ(HRL)は、決算内容が嫌気され軟調推移。
中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)は、調整後1株利益が予想を下振れ下落。
一方で複合企業のハネウェル・インターナショナル(HON)は、通期見通しを引き上げ堅調推移となった。
マーケット終了後にアパレルのギャップ(GPS)が発表した5-7月期決算は、売上高、一株利益ともに予想を上振れたものの、世界既存店売上高が下振れた。
時間外取引で下落して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドル・円は一時111円32銭、年内追加利上げを織り込むドル買い
23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円78銭から111円32銭まで上昇し111円26銭で引けた。
米連邦準備制度理事会(FRB)が22日公表した連邦公開市場委員会(FOMC)(7月31日-8月1日分)議事録に加えて、カプラン米ダラス連銀総裁やジョージ米カンザスシティー地区連銀総裁が、トランプ大統領の批判にかかわらず金融政策の正常化にはまだ利上げが必要との見解を示したためドル買いに一段と拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.1591ドルから1.1530ドルまで下落し、1.1544ドルで引けた。
ユーロ圏8月消費者信頼感指数が予想を下回り、欧米金利差の拡大観測を受けたユーロ売り・ドル買いが加速。
ユーロ・円は、128円22銭から128円77銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.2889ドルから1.2805ドルまで下落した。
英国政府が発表した文書の中で、個人や企業に対して、合意のない離脱にも備えるよう警告したため、警戒感からポンド売りが再燃した。
ドル・スイスは、0.9828フランから0.9866フランまで上昇した。
■NY原油:伸び悩みで67.83ドル、ドル高を嫌気した売りも
NY原油先物10月限は伸び悩み(NYMEX原油10月限終値:67.83 ↓0.03)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は前日比−0.03ドルの67.83ドルで通常取引を終えた。
時間外取引を含めて一時67.32ドルまで売られた。
原油在庫の減少を意識した買いは一巡し、この日はドル高を嫌気した売りがやや優勢となった。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 30.84ドル -0.14ドル(-0.45%)
モルガン・スタンレー(MS) 48.13ドル -0.47ドル(-0.97%)
ゴールドマン・サックス(GS)236.34ドル -3.00ドル(-1.25%)
インテル(INTC) 46.98ドル -0.07ドル(-0.15%)
アップル(AAPL) 215.49ドル +0.44ドル(+0.20%)
アルファベット(GOOG) 1205.38ドル -1.95ドル(-0.16%)
フェイスブック(FB) 172.90ドル -0.74ドル(-0.43%)
キャタピラー(CAT) 136.79ドル -2.84ドル(-2.03%)
アルコア(AA) 42.02ドル -1.20ドル(-2.78%)
ウォルマート(WMT) 95.18ドル -0.49ドル(-0.51%)
スプリント(S) 6.11ドル -0.03ドル(-0.49%)