1425GMT 22日
ユーロ／ドル
ドル／円
ユーロ／円
23日終値 前営業日終値
株 ＦＴ１００ 5372.38（＋43.72） 5328.66
クセトラＤＡＸ 5957.44（＋11.75） 5945.69
金 現物午後値決め 1085.25 1084.00
先物 現物利回り
３カ月物ユーロ(３月限) 99.235 (＋0.015) 0.360(0.365)
独連邦債２年物 1.212(1.209)
独連邦債１０年物(３月限) 121.74 (‐0.62) 3.330(3.266)
独連邦債３０年物 4.069(3.995)
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＜為替＞ ドルが主要通貨に対して小幅安。休日を控え薄商いとなるなか、このところ
値上がりしていたドルに利益確定の売りが出ている。
＜株式＞ ロンドン株式市場は３日続伸。銀行・商品（コモディティー）株に買いが入
り、５週間超ぶりの高値で引けた。
ＦＴ１００種総合株価指数<.FTSE>終値は、１１月の米新築一戸建て住宅販売が７カ月
ぶりの低い水準になったことを受け、それまでの上げを一部削った。
出来高は９０日平均の約４５％と薄商いだった。クリスマスイブの２４日は短縮取引と
なる。
堅調な原材料価格に支援され、商品株が上昇。米原油先物
米週間石油在庫統計で原油在庫が予想以上に減少したことを背景に１バレル７６ドルを上
回った。
ＢＰ
１．６％高。
一方ケアン・エナジー
超上昇していた。
鉱山株はＢＨＰビリトン
ベダンタ・リソーシズ
銀行株も買われた。イングランド銀行（英中央銀行）が公表した１２月９─１０日の金
融政策委員会議事録が一部支援した。議事録によると、政策金利と資産買い入れ枠の据え
置きは全会一致で決定された。
ＨＳＢＣ
タンダード・チャータード
欧州株式市場は上昇し、約１年３カ月ぶりの高値で引けた。ただ同日発表の１１月の米
新築１戸建て住宅の販売戸数が予想外に減少したことで、上値は限定的だった。
ＦＴＳＥユーロファースト３００種指数<.FTEU3>は２．４８ポイント（０．２４％）高
の１０３７．３４と、２００８年１０月３日以来の高値で引けた。この日のレンジは１０
３４．２５─１０４２．２１。ホリデーシーズン入りを前に商いは閑散としていた。
ＤＪユーロＳＴＯＸＸ５０種指数<.STOXX50E>は１１．７７ポイント（０．４０％）高
の２９５７．４８。
この日大きく上げたのは銀行株。スタンダード・チャータード A.L>、バークレイズ アライド・アイリッシュ・バンク バンク」制度参加の是非を株主に諮る会合を前に、同行の会長が将来的な資金需要は今後 ３カ月間でより明確になると発言したことが材料視された。 金属価格の上昇を受け、鉱山株にも買いが入った。ＢＨＰビリトン ・アメリカン ータ ３．８％上昇。 医薬品株は下げた。グラクソ・スミスクライン セブン・インベストメント・マネジメントのディレクター、ウルクハート・スチュワー ト氏は「ドレッシング買いが入っている」と指摘しながらも、「市場には勢いがあり、勢 いは年明けも続く可能性がある」と述べた。ただ「こうした状態が続くと調整が入る可能 性も高くなる。市場は一本調子では上げない」とも述べた。 ＜ユーロ圏債券＞ 期間が長めの債券が下落。欧州株式市場が終値ベースで約１年３カ 月ぶりの高値をつけ債券への投資妙味が薄れるなか、独連邦債１０年物利回りは５週間ぶ りの水準に上昇した。 １１月の米新築一戸建て住宅販売がさえない内容となったものの、市場への影響は限ら れた。一部トレーダーによると、クリスマス休暇を前にポジション調整の動きが見られた。 この日は日本が天皇誕生日で祝日だったほか、欧州のホリデーシーズンを控えて商いは 薄かった。 独連邦債は米国債にアンダーパフォーム。新築一戸建て住宅販売を受けて米株式市場が 勢いを失った。１０年物の米国債と独連邦債の利回り格差は３９ベーシスポイント （ｂｐ）。前日終盤の欧州市場では約４８ｂｐだった。 ＲＩＡキャピタル・マーケッツ（エディンバラ）の金利ストラテジスト、ニック・スタ メンコビッチ氏は「米新築販売は米債市場をいくらか支援したが、独連邦債にはそれほど 効果はなかった」と述べた。 独連邦債先物３月限 １２２．００を割り込んだ。ロイターのデータによると、一時１１月１６日以来の安値と なる１２１．７６をつけた。 独連邦債１０年物 以来の水準となる３．３２８％に上昇した。同２年物 し１．２０３％。 独連邦債は英国債をアウトパフォーム。１０年物の独連邦債と英国債の利回り格差は一 時５ｂｐ拡大し６９ｂｐとなった。 独連邦債とギリシャ国債の利回り格差は２４１ｂｐと引き続き高水準となった。両国債 ともに商いが薄く、利回り格差は２４３―２５４ｂｐで推移した。 ［東京 ２４日 ロイター］