金価格は、本日若干上昇し、最新の貿易戦争関連ニュースの後でドルは下落した。
ニューヨーク商品取引所の12月限金先物は、午後2時時点で0.5%高の1トロイオンス当たり1,208.70ドルとなった。午後5時49分時点では1208.20ドルになっている。
金価格は年初から下押し圧力を受けており、金利の上昇と米中の貿易戦争の激化により、4月以来12%下落した。
香港のWing Fung Precious Metalsの取引担当責任者であるPeter Fung氏は、「短期的および中期的に、金は1,190〜1,210ドルの範囲内で取引される可能性が高い。上海と香港でいくらかの金の現物需要がある」と述べた。
米ドルインデックスは、0.07%安の94.16。中国が火曜日に報復関税として5,000以上の米国製品に600億ドル相当の関税をかけると発表した後、下落した。新たな関税は9月24日に発効すると、中国政府は声明で述べた。また、報道によると中国商務省は、世界貿易機関(WTO)に米国を提訴した。