1419GMT 11日
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
12日終値 前営業日終値
株 FT100 5498.71(‐39.36) 5538.07
クセトラDAX 5943.00(‐97.50) 6040.50
金 現物午後値決め 1151.25 1153.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(3月限) 99.300 (+0.005) 0.311(0.310)
独連邦債2年物 1.229(1.249)
独連邦債10年物(3月限) 122.07 (+0.36) 3.312(3.344)
独連邦債30年物 4.072(4.096)
------------------------------------------------------------------------------
<為替> 資源国通貨が下落。中国人民銀行が銀行の預金準備率を引き上げたことを受
け、中国の需要が後退するとの懸念が高まった。
一方、ドルはユーロや主要通貨バスケットに対し安定的に推移。中国政府系ファンド当
局者が、ドル相場は底を打っており、一段の下げ余地は限定的との見方を示したことが材
料視されている。
<株式> ロンドン株式市場は反落。中国人民銀行(中央銀行)による銀行の預金準備
率引き上げを受け、世界的な景気回復のペースが鈍化するとの見方が広がった。銀行株や
商品株を中心に売りが出た。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は39.36ポイント(0.71%)安の
5498.71。
人民銀行は12日、銀行の預金準備率を1月18日から0.5%ポイント引き上げると
発表し、金融引き締めに着手したことが明白になった。
需要懸念から金属価格が全面的に下落し鉱山株を圧迫した。米アルコア
表した第4・四半期決算で、実質利益が市場予想に届かなかったことも悪材料となった。
ベダンタ・リソーシズ
「ホールド」に引き下げたことも要因となった。フレスニロ
ナチュラル・リソーシズ
1.8―5.2%下落した。
エネルギー株も軟調。前日発表された12月の中国貿易統計が堅調な内容となり同セク
ターを支援したものの、人民銀行の預金準備率引き上げの影響に相殺される格好となった。
ドルが主要通貨に対してしっかりで推移するなか原油先物
となり、ロイヤル・ダッチ・シェル
タロー・オイル
銀行株も下落。ニューヨーク・タイムズ紙が報じたところによると、オバマ大統領は銀
行セクターに対する課税を検討している。
スタンダード・チャータード(スタンチャート)銀行
グループ
HSBC
生保株は反発。スタンダード・ライフ
アヴィヴァ
小売大手テスコ
上回ったことを好感した。スーパーマーケットのモリソン
野村証券による投資判断引き上げが引き続き支援材料となった。
欧州株式市場は続落。米企業決算シーズンの皮切りとなったアルコア
望的な内容となったことや、中国の銀行預金準備率引き上げを受け、センチメントが悪化
した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は9.89ポイント(0.93%)安
の1053.93。前日は一時、1年3カ月超ぶり高値をつけた。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は33.35ポイント(1.11%)安
の2976.89。
コモディティ(商品)株が売られ、BHPビリトン
1.8─3.3%安。中国の預金準備率引き上げが、世界の景気回復の勢いに歯止めを
かける可能性があるとの懸念が広がった。
中国人民銀行(中央銀行)は、銀行の預金準備率を1月18日から0.5%ポイント引
き上げると発表した。 預金準備率の変更は、2008年12月に実施した引き下げ以来
初めて。
前日米市場引け後に発表されたアルコアの第4・四半期決算は、赤字幅が縮小したもの
の、実質利益は市場予想に届かなかった。
銀行株も売られた。スタンダード・チャータード
ギリシャ・ナショナル銀行
1─9.3%安。
バンク・オブ・アイルランド
制度に加わることを承認し、完全国有化の回避に向けて尽力する姿勢を示した。
個別銘柄ではキャドバリー
<ユーロ圏債券> 12日のユーロ圏金融・債券市場では、ギリシャ国債を売って、
比較的安全な独連邦債を買う動きが見られた。独連邦債先物は3週間ぶり高値水準をつけた。
米アルミ大手のアルコア
ったことや、中国人民銀行(中央銀行)が銀行の預金準備率引き上げを発表し、金融政策
引き締めのシグナル出したことを受け、株式が軟調となった。これも比較的低リスクの国
債への需要を支援した。
独連邦債先物3月限
12月23日以来の高値である122.24をつけた。
ただ、ユーロ圏では13日に総額180億ユーロの新規国債発行が控えていることから、
アナリストは慎重な姿勢を示している。
独連邦債利回りは低下した。終盤の取引で、独連邦債2年物
ベーシスポイント(bp)低下の1.207%。同10年物
bp低下の3.310%。
独連邦債は他いくつかのユーロ圏国債をアウトパフォームし、利回り格差が拡大した。
10年物のギリシャ国債と独連邦債の利回り格差は約20bp拡大し241bpと、ロイ
ターのチャートで今月4日以来の高水準となった。
ギリシャのクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)もワイド化し、ギリシャ国債
の保証料が上昇した。
欧州委員会は11日、ギリシャの統計処理システムには問題がある上、政治的な影響を
受けやすいとして、同国の財政赤字や債務がさらに上方修正される可能性があるとの見方
をリポートで示した。
ギリシャが実施した今年初の1年物国債入札では、前年10月の入札に比べて利回りが
129bp高くなり、市場予想を上回った。これを受け、資金調達コスト上昇懸念から同
国の銀行株は売りが優勢となった。
一方、欧州連合(EU)のファンロンパイ大統領は、ギリシャが財政再建に向けて適切
に対応していると確信していると述べた。
[東京 13日 ロイター]
次のトレードで買うべき株式はどれですか?
AIの計算力は株式市場を変えつつあります。Investing.comのProPicks AIには6つのもうかる株式ポートフォリオがあり、当社の先進のAIにより選択されました。2024年だけで、ProPicksのAIは150%を超える値上がりをした株を2つ、さらに4つの株が30%を超える値上がり、さらに3つが25%を超える値上がりを果たしました。次はどの株が値上がりするのでしょうか?
ProPicks AIをご覧ください