【ブラジル】ボベスパ指数 97369.29 +0.27%8日のブラジル市場は3日続伸。
主要指標のボベスパ指数は前日比261.12ポイント高(+0.27%)の97369.29で取引を終えた。
96742.91から97610.25まで上昇した。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。
原油価格の上昇が資源銘柄の物色手掛かり。
また、構造改革の進展期待なども好感された。
パウロ・ゲデス経済相はこのほど、向こう10年の年金支出を1兆レアル(約28兆9600億円)カットする計画を示した。
一方、指数の上値は重い。
最近の上昇で足元では高値警戒感はやや強い。
【ロシア】MICEX指数 2560.07 +0.75%ロシア株式市場は8日続伸。
主要指標のMOEX指数は前日比19.08ポイント高(+0.75%)の2560.07で取引を終了した。
2542.61から2560.07まで上昇した。
高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。
MOEX指数はこの日、終値ベースで過去最高値を更新。
ブレント原油先物の上昇が好感され、資源銘柄を中心に買いが広がった。
一方、指数の上値は重い。
連日の上昇で高値警戒感が強まったほか、米国がロシアに対して厳しい制裁を追加するとの観測が警戒された。
【インド】SENSEX指数 38700.53 -0.42%8日のインドSENSEX指数は反落。
前日比161.70ポイント安(-0.42%)の38700.53、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同61.45ポイント安(-0.53%)の11604.50で取引を終えた。
買いが先行した後は売りに押され、引けにかけて下げ幅をやや拡大させた。
SENSEX指数が昨年10月以来の高値水準で推移しており、高値警戒感から利益確定売りが優勢となった。
また、企業投資の縮小報告に伴う経済活動の停滞懸念が高まっていることも引き続き圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3244.81 -0.05%連休明け8日の上海総合指数は小幅に値下がり。
主要指標の上海総合指数は、前営業日比1.76ポイント安(-0.05%)の3244.81ポイントと6日ぶりに反落した。
売り圧力が意識される流れ。
上海総合指数は前営業日まで5連騰し、約1年ぶりの高値水準を回復していた。
年初からの上昇率は3割に達している。
もっとも下値は限定的。
景気の下支えに向け、中国当局は減税・手数料軽減策を2019年も継続すると発表している。
指数は一時1%超下落したものの、引けにかけて下げ幅を縮小し、一時はプラス圏で推移した。