日経平均<.N225> 日経平均先物9月限<0#2JNI:>
前場終値 9819.29 +23.21 前場終値 9830 +40
寄り付き 9852.92 寄り付き 9850
安値/高値 9793.95─9854.59 安値/高値 9790─9870
出来高(万株) 93790 出来高(単位) 27258
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[東京 26日 ロイター] 午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸。25日の米
株高を受けて上昇で始まったが、買いが続かず伸び悩み。一時マイナス圏に沈んだ。米連
邦公開市場委員会(FOMC)が終わり、イベント通過感からも動きが鈍くなったとい
う。
市場では「前日に先物主導で上げ過ぎた反動もある。麻生首相の発言をきっかけに総選
挙接近とのムードもあり、目先は方向感が出にくい」(準大手証券マーケットアナリス
ト)との声がきかれた。
前場の東証1部騰落数は値上がり991銘柄に対して値下がり546銘柄、変わらず
が160銘柄だった。
きょう午前の東京市場は、朝方は米株高や原油高を好感した買いが入ったが、一巡後は
買いが続かず小口の売りに徐々に押されたという。市場では「前日の東京市場では、欧州
年金筋が6月決算を前にしたショートカバーを入れたほか、決済期日の要因で国内機関投
資家が売れなかったことが大幅高につながった。上昇エネルギーが強まっているわけでは
ない」(準大手証券トレーダー)、「日経平均は25日の米株大幅高を、前日に織り込ん
だ形となった」(国内証券)などの声が出ている。
景気改善期待を背景に需給はしっかりしているものの、短期筋の動きが主流との指摘も
少なくない。インベストラスト代表の福永博之氏は「短期筋による債券先物と株価指数先
物、あるいは株現物と先物の裁定取引が主流となっているようだ。現物買いのメインプレ
ーヤーが慎重で、上値追いのエネルギーに乏しい」と述べた。
業種別では、石油・石炭、不動産、非鉄金属の上昇が目立った。空運、精密機械、情報
通信などは下落した。
個別銘柄では、ソニー<6758.T>、キヤノン<7751.T>、トヨタ自動車<7203.T>などの主力
株が売られた。大手銀行株は三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フ
ィナンシャルグループ<8316.T>が上昇し、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が売ら
れるなどまちまち。
ブリヂストン<5108.T>が買われた。中間期見通しの上方修正を好感したという。新日本
石油<5001.T>、国際石油開発帝石<1605.T>、日揮<1963.T>が堅調。26日付読売新聞朝刊
が、3社がイラクの油田開発権益を獲得と報道し、材料視された。
(ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子記者)
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