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明光ネット Research Memo(5):豊富な手元キャッシュと実質無借金経営が続き、財務の健全性は高い

発行済 2019-05-13 15:05
更新済 2019-05-13 15:21
© Reuters.  明光ネット Research Memo(5):豊富な手元キャッシュと実質無借金経営が続き、財務の健全性は高い
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■業績動向3. 財務状況と経営指標明光ネットワークジャパン (T:4668)の2019年8月期第2四半期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比1,145百万円増加の19,829百万円となった。

主な増減要因を見ると、流動資産は売掛金が214百万円減少した一方で、現預金が1,136百万円増加した。

また、固定資産では投資有価証券が保有株式の株価上昇等により267百万円増加したほか、有形固定資産が121百万円増加した。

なお、第2四半期末に新たに連結子会社化した(株)ケイ・エム・ジーコーポレーション(以下、KMG)※の資産及びのれんを計上している。

主な資産としては敷金及び保証金57百万円、のれんについては255百万円を計上している。

※明光義塾を京都、滋賀、奈良で43教室展開するFC企業だったが、2018年12月に全株式を300百万円で取得し子会社化した。

償却期間はまだ決まっていないが、MAXISやケイラインと同じく10年となる可能性が高い。

負債合計は前期末比553百万円増加の4,900百万円となった。

流動負債では前受金が季節要因もあり298百万円減少した一方で、未払法人税等が499百万円、未払消費税等が135百万円それぞれ増加した。

また、固定負債では長期借入金71百万円を計上したほか、繰延税金負債で78百万円の増加となった。

純資産は前期末比591百万円増加の14,928百万円となった。

利益剰余金が413百万円増加したほか、その他有価証券評価差額金が186百万円増加したことによる。

経営指標を見ると、自己資本比率が前期末の76.6%から75.2%に若干低下したものの、依然高水準を維持しているほか、有利子負債残高も174百万円と僅少で実質無借金経営を維持しており、財務内容は良好な状態を維持していると判断される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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