4日の米国市場では、NYダウが512.40ドル高の25332.18、ナスダック総合指数が194.10pt高の7527.12といずれも急伸し、シカゴ日経225先物も大阪日中比370円高の20730円と大幅高。
5日早朝の為替は1ドル=108円20銭台半ばと前日比で円安方向に振れている。
本日の東京市場は利下げ期待を受けた米株急伸に連れて、任天堂 (T:7974)やソフトバンクG (T:9984)など米国株と連動性の高い銘柄を中心に大幅な値上がりが予想され、米長期金利上昇から三菱UFJ (T:8306)など大手金融株も買いが先行しよう。
先物の買い戻しもファーストリテ (T:9983)をはじめとする日経平均の高構成比銘柄の買いを誘おう。
ただ、電子部品や自動車セクターも米国発の貿易摩擦の長期化観測が上値圧迫材料として警戒され、米株高を一通り織り込んだ後の売り物の出方次第では急速な上げ幅縮小を強いられるリスクがありそうだ。
他方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された熊谷組 (T:1861)、バリューコマース (T:2491)、スター・マイカ・ホールディングス (T:2975)、花王 (T:4452)、古河電 (T:5801)、クボタ (T:6326)、全国保証 (T:7164)などに注目。