5日のマザーズ指数は6日ぶり大幅反発となった。
前日の米株式市場で、利下げ期待や貿易摩擦への過度な警戒感が後退し、主要3指数が大幅高となった流れを受け、本日のマザーズ市場にも朝方から買いが先行した。
前述の外部環境好転を背景に、個人投資家のセンチメントも改善し、直近IPO銘柄や指数インパクトの大きい銘柄中心に買い戻しの動きが優勢になった。
朝方の買い一巡後は高値圏でのこう着となった。
なお、売買代金は概算で853.84億円。
騰落数は、値上がり228銘柄、値下がり48銘柄、変わらず8銘柄となった。
値上がり率上位銘柄では、ストップ高になったトビラシステムズ (T:4441)が値上がりトップになったほか、カオナビ (T:4435)やソケッツ (T:3634)がそれに続いて大幅高となった。
トビラシステムズは、同社の迷惑電話番号データベースを使ったサービス「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリがKDDI (T:9433)から提供開始されたと発表したことから関心が向かった。
売買代金上位では、そーせい (T:4565)、HEROZ (T:4382)、メルカリ (T:4385)、サンバイオ (T:4592)、グッドスピード (T:7676)、イーソル (T:4420)が上昇。
一方で、ALBERT (T:3906)、バルテス (T:4442)、インパクトホールディングス (T:6067)、オンコリス (T:4588)はさえない。