[ロンドン 17日 ロイター] - ドイツ銀行は17日、ジョンソン英首相が欧州連合(EU)ととりまとめた英EU離脱(ブレグジット)に関する新たな合意が19日に議会に否決される確率は55%との見方を示した。ただ最終的には総選挙後に批准される可能性があるという。
ドイツ銀のマクロストラテジスト、オリバー・ハーベイ氏は、今週末に合意が承認される確率は45%とし、合意が議会を通過しない可能性の方がやや高いと指摘。「ただ、現状において最も可能性が高いのは総選挙において保守党が多数党となり、その後ジョンソン首相の合意が批准されることだ」と述べた。
ジョンソン首相は17日、ブレグジットに関する新たな「素晴らしい」合意をEUととりまとめたと表明し、議員に対し19日の下院での特別審議で合意を承認するよう呼び掛けた。