[カイロ 28日 ロイター] - サウジアラビアのアブドルアジズ・ビン・サルマン・エネルギー相とペリー米エネルギー長官が28日、リヤドで会談し、世界のエネルギー供給の安定に向けて協力していくことで一致した。国営通信社SPAが伝えた。
会談では、原油市場、原油生産協力における石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC加盟産油国の役割、原油市場の安定実現、湾岸地域の原油施設に対する脅威について協議したという。
SPAによると、アブドルアジズ・ビン・サルマン・エネルギー相は、ナイジェリアのティミプレ・シルバ石油担当国務相とも会談し、両国間の投資機会、原油市場、OPECと非加盟産油国で構成する「OPECプラス」による市場安定に向けた協力について話し合った。