[東京 5日 ロイター] - 5日の原油先物価格は横ばい。今日発表の米在庫統計に注目が集まっている。前日までの2日間は、好調な経済指標や米中貿易合意への期待から値上がりしていた。
0330GMT(日本時間午後0時30分)現在、北海ブレント先物 (LCOc1)は0.04ドル高の1バレル=62.17ドル。前日は0.7%上昇した。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物 (CLc1)は0.01ドル安の56.53ドル。前日は0.6%高となった。
OANDAのシニア・マーケット・アナリスト、ジェフリー・ハーレイ氏は「大幅な上昇を受けて、ポジションを圧縮しようとする動きが目立つ」とし「原油市場は、短期的な投資家心理の急変の影響を受けやすい」と述べた。
ロイター調査によると、米原油在庫は、11月1日までの1週間で約270万バレル増加したとみられている。
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