💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

世界の石油需要の伸び、2025年から鈍化へ=国際エネルギー機関

発行済 2019-11-13 10:51
更新済 2019-11-13 10:53
世界の石油需要の伸び、2025年から鈍化へ=国際エネルギー機関

[ロンドン 13日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は、世界の石油需要の伸びについて、燃料効率の向上や電化推進の加速を背景に2025年から鈍化するとの見通しを示した。ただ、需要が今後20年でピークに達する可能性は低いとした。

IEAは、2040年までの期間の年次「世界エネルギー展望」を発表。その中で、需要の伸びは2030年代には顕著に鈍化するものの、需要の拡大自体は続くと指摘した。

既存のエネルギー政策や発表済みの目標を織り込んだ中心シナリオとして、石油需要は2018年の日量9700万バレルから、2025年まで毎年平均で日量100万バレル程度増加するとの予想を示した。

その後、2030年代は年平均で日量10万バレル増加し、2040年には石油需要は日量1億0600万バレルとなる、とした。

IEAは「(石油需要の伸びは)2025年以降は大幅に鈍化するが、石油利用が明確なピークを付けるというわけではない」と分析。トラックや海運、航空、石油化学セクターの需要拡大を理由に挙げた。ただ、電気自動車への移行に伴い、乗用車の石油利用は2020年代末にはピークに達すると予想した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます