■強含み、米中通商協議の行方を巡って楽観的な見方勝る先週の豪ドル・円は強含み。
米中通商協議の第1段階の合意に向けて、両国首脳の前向きな発言を受け合意は近いとの楽観的な見方が勝り、豪ドル買いが優勢になった。
米国で香港人権法が成立し、中国側は反発したが、リスク回避的な豪ドル売りが拡大しなかった。
取引レンジ:73円72銭-74円30銭。
■底堅い展開か、豪準備銀行の政策金利は据え置き予想今週の豪ドル・円は底堅い展開か。
豪準備銀行(中央銀行)の理事会が注目される。
政策金利(0.75%)は据え置きが予想されるほか、声明で早期追加利下げを示唆する可能性は低いとみられており、豪ドル買いがただちに縮小する可能性は低いとみられる。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント・3日:7-9月期経常収支(4-6月期:+59億豪ドル)・3日:豪準備銀行が政策金利発表(0.75%に据え置き予想)・4日:7-9月期国内総生産(GDP)(4-6月期:前年比+1.4%)・5日:10月貿易収支(9月:+71.80億豪ドル)・5日:10月小売売上高(9月:前月比+0.2%)予想レンジ:73円20銭-75円20銭