[ウィーン 5日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟国を加えた「OPECプラス」の委員会は5日、現行で日量120万バレルの協調減産量を50万バレル拡大し170万バレルとする案を取りまとめ、提言した。これは世界全体の供給量の1.7%に相当する。
ロシアのノバク・エネルギー相は、減産拡大の期間について来年3月末までという見方を示した。OPECの一部閣僚らは来年半ばまで、もしくは来年いっぱいの減産継続を主張している。
OPECの全体会合は5日開催され、6日にOPECプラスの会合が開かれる予定。