湖北省武漢市でこのほど開催された「第3回中国工業デザイン展覧会」で、同市の周千旺市長は「市の工業デザインの年間売上高は200億元(約3100億円)を超え、製造業の質の高い発展を推進する重要なエンジンとなっている」と述べた。現在、同市には機械電気、電子など約10分野の製品デザイン企業が約2000社、国家レベルの工業デザインセンターが5カ所、省・市が直轄する同センターが59カ所ある。2017年に同市は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「デザイン都市」に認定された。同展覧会は中国工業情報省と同市が共同主催した中国本土内で最大規模の工業デザイン展で、国内外から1600社以上が参加した。