[モスクワ 23日 ロイター] - ロシアのノバク・エネルギー相は23日放送のテレビインタビューで、石油輸出国機構(OPEC)にロシアなどの主要産油国を加えた「OPECプラス」が来年3月の会合で減産規模の縮小を検討する可能性があると述べた。
OPECプラスは今月、1月から実施している協調減産を来年3月まで延長し、かつ減産規模を拡大することで合意した。それ以降については、3月初めに検討することにしている。
ノバク氏は、前週収録されたRBCテレビとのインタビューで「割り当ての段階的な緩和や合意の延長など、いかなる選択肢も検討可能」と述べたうえで「すべては、3月にどのような状況になっているかや、それ以降の予想次第になる。現時点で、市場の状況は概ね安定している」と語った。
OPECとの協調については、有効で成果が出る限り、市場が必要としている間は、維持されるとの見方を示した。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191223T095428+0000