米国株式相場は上昇。
ダウ平均は83.28ドル高の28907.05、ナスダックは95.07ポイント高の9273.93で取引を終了した。
トランプ政権が米中貿易交渉での第一段階目の合意署名を控えて、中国の為替操作国の認定解除を計画していることが伝わり、買いが先行。
イランと米国間での緊張が一服したことも好感された。
しかし、今週から始まる10-12月期決算シーズンを控えて上値は限られた。
セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や素材が上昇する一方でヘルスケア機器・サービスや電気通信サービスが軟調。
電気自動車のテスラ(TSLA)は、一部アナリストが目標株価を大幅に引き上げ上昇。
ヨガウェアのルルレモン・アスレティカ(LULU)は、業績見通しを上方修正し堅調推移。
代替肉食品メーカーであるビヨンド・ミート(BYND)は、ファストフードのマクドナルド(MCD)が同社製品の試験販売を拡大しており大幅上昇。
一方で、自動車のフォード(F)は、中国での販売が3年連続で減少しており売られた。
本日、テスラの株価は500ドルを突破し、上場来最高値を更新した。
オッペンハイマーが目標株価を従来の385ドルから612ドルへと引き上げたが、依然として足元株価とアナリストの目標株価平均は大きく乖離しており、アナリストの目標株価見直しが追いついていない状況だ。
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