[東京 24日 ロイター] - 原油先物価格は24日、上昇している。石油輸出国機構(OPEC)加盟国のクウェートが、価格下支えのための協調減産を前倒しで行うとの報道が支援材料となっている。
0133GMT(日本時間午前10時33分)時点の北海ブレント (LCOc1)は0.60ドル(2.8%)高の1バレル=21.93ドル。米原油先物 (CLc1)は0.66ドル(4%)高の17.16ドル。
新型コロナウイルス感染拡大により需要が落ち込む中、OPECとロシアなどの主要産油国で構成するOPECプラスは、5月から日量970万バレルの減産を実施することで合意している。
一方、クウェートの国営通信KUNAが23日に伝えたところによると、同国はそれよりも前に減産を始める計画という。