💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

OPECプラス、協調減産の延長で合意 7月末まで

発行済 2020-06-08 07:18
更新済 2020-06-08 07:27
© Reuters. OPECプラス、協調減産の延長で合意 7月末まで
LCO
-

[モスクワ/ドバイ/ロンドン 6日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は6日に会合を開き、現行水準での協調減産を7月末まで延長することで合意した。

5月、6月に割り当て量よりも多く原油を生産したナイジェリアとイラクなどに対しては、7月ー9月にその分を含めた減産を求める。

OPECプラスは4月、5ー6月の減産量を日量970万バレル、その後、7-12月は同770万バレルにすることで合意していた。

サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は会見で「主要な原油消費国は新型コロナウイルスによるロックダウン(都市封鎖)を解除し、需要は戻りつつある」としながら、「危機を脱したわけではない。課題は残っている」と語った。

4月に1バレル=20ドルを下回っていた北海ブレント先物 (LCOc1)は5日、42ドルを超え、3カ月ぶりの高値を付けた。ただ、2019年末に比べると、依然30%以上低い水準。

© Reuters. OPECプラス、協調減産の延長で合意 7月末まで

リスタッド・エナジーのBjornar Tonhaugen氏は「週明け以降、堅調に推移して、40ドル台を維持する可能性が見込まれる」という。

OPECのリーダーのサウジとロシアは、歳入の観点から原油価格の急落は避けたい一方、米シェール企業の生産再開を誘う50ドルを大きく上回る事態は避けたい、との思惑では一致している。

OPECプラスの次回会合は11月30日ー12月1日に予定されている。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます