[ロンドン 30日 ロイター] - 英・オランダ系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェル (L:RDSa)は30日、最大で全従業員の10%強に当たる9000人の削減を計画していると発表した。低炭素エネルギー事業に注力する大規模構造改革の一環。
同社の従業員は19年末時点で8万3000人。2022年末までに7000─9000人を削減する。このうち約1500人は年内に自主退職する予定。
組織改革により、2022年には20─25億ドルのコストが削減できる見通し。
同社は再生可能エネルギーなど利益率の比較的低い分野に注力していく方針を発表しており、それにはコスト削減が鍵る。