[17日 ロイター] - 中国商務省は17日、春節(旧正月)の大型連休に当たる11─17日小売・ケータリング業の売上高(オンライン含む)が8210億元(1270億ドル)になったと発表した。近場で休暇を過ごす「ステイケーション」に伴う消費に押し上げられ、新型コロナウイルス禍に揺れた2020年から28.7%拡大した。
19年からも4.9%増加した。
内訳では、宝飾品の売上高が前年比160.8%急増と、伸びが目立った。今年は春節がバレンタインデーと重なったことが背景とみられる。
デジタル家電の売上高は29.9%増、衣料品も倍増超。一部のeコマースサイトではフィットネス関連機器販売が約50%増加した。
一部のオンライン食事宅配サービスの注文も倍増超となったほか、中国のお年玉に相当する「紅包」も今年はオンラインでの送金が目立ったという。