[ニューヨーク 7日 ロイター] - 米国時間の原油先物は1ドル超下落した。石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟産油国を加えた「OPECプラス」の協議決裂が供給減少ではなく増加につながるとの見方が背景。
OPECプラスでの協議決裂を受け、原油市場はここ2日間で不安定な値動きとなっており、サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)の対立が世界の原油生産量にどのような影響をもたらすのかについて投資家の見方が定まっていないことを示唆している。
清算値は、北海ブレント原油先物が1.10ドル(1.5%)安の1バレル=73.43ドル。米WTI原油先物が1.17ドル(1.6%)安の72.20ドル。前日と同様、両先物は取引時間中に1ドル超上昇する場面があった。