[ワシントン 28日 ロイター] - 米通商代表部(USTR)のタイ代表は28日、危険なほどに過熱している米中通商関係の改善を目標に中国と取り組んでいくと表明した。
タイ代表は、米中関係は「乾いた火薬の山」のような状態になっており、誤解が生じれば「巨大な火災」が引き起こされる恐れがあると指摘。「冷静な関係を構築し、通商の安定化に向け冷静に協議できるようにするため、温度を下げていくことを目指す」と述べた。
タイ氏は今月、中国の劉鶴副首相と電話会談を行い、トランプ前政権時代に得られた第1段階の米中通商合意の順守状況について協議した。