[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米国時間の原油先物は5%超下落した。ウクライナとロシアの停戦交渉の進展が期待される一方、中国での新型コロナウイルス感染再拡大による外出禁止令が需要拡大観測に水を差した。
清算値は、北海ブレント先物が5.77ドル(5.1%)安の1バレル=106.90ドル。米WTI先物は6.32ドル(5.8%)安の103.01ドル。
ロシアとウクライナの代表団は月曜日に4回目の停戦交渉を行った。これまでのように隣国ベラルーシで直接会談するのではなく、ビデオ会議方式で行われた。ただ、新たな進展は発表されなかった。
一方、中国では、新型コロナウイルスの新規感染者が1000人を超え、初めて全国的な流行が発生した2020年初め以降で最高を記録した。感染力の強いオミクロン株が特に東北部で拡大しロックダウンの動きが出ている。