[ブリュッセル/ワシントン 15日 ロイター] - バイデン米大統領は来週、ブリュッセルで北大西洋条約機構(NATO)加盟国や欧州連合(EU)の首脳らと会談し、ロシアのウクライナ軍事侵攻について協議する。
NATOのストルテンベルグ事務総長はツイッターへの投稿で、3月24日にNATO緊急会議を開催すると発表。ホワイトハウスはバイデン大統領がNATO会合とEU首脳会合に参加することを確認した。
関係筋は14日、バイデン大統領が23日にブリュッセルを訪問し、NATO首脳らとウクライナ情勢について協議する見込みと述べていた。
ホワイトハウスのサキ報道官は、バイデン大統領は紛争などの問題でNATO同盟国との連携を再確認する意向だと述べ、「対面で会談し、今回の紛争の現状を把握するため協議する」と説明した。
ポーランドのラウ外相は、バイデン氏の同国訪問に言及したと伝えられているが、ホワイトハウスはコメントを避け、サキ報道官は、訪問の詳細は調整中だと述べるに留めた。
欧州委員会のフォンデアライエン委員長は、バイデン氏と対面で議論できることを喜んでいると述べ、「この不当な戦争の終結に向けてロシア政府への圧力を強めるためには大西洋の結束と協力が引き続き重要だ」とツイッターに投稿した。