[ドバイ 21日 ロイター] - イランの最高指導者ハメネイ師は21日、自国経済を米国の制裁解除の取り組みと結び付けるべきではないと述べた。
テレビ演説で「経済を制裁と結び付けるべきではない。米国の制裁にもかかわらず、経済を前進させることは可能だ。われわれが行ったように、対外貿易を拡大し、地域協定を結び、石油やその他分野で成果を上げることは可能だ」と述べた。
国内の政府関係者向けに「私は制裁緩和を求めるなとは決して言わないが、制裁がわれわれの打撃とならない形で国を統治することを求めている」と語った。
その上で「知識集約型経済を発展させる方向に進むべきで、それが経済を押し上げるのに最も重要な道だ」と述べた。