[ニューデリー 7日 ロイター] - インド政府は7日、世界的に高騰する原油価格の抑制に向けて国際エネルギー機関(IEA)加盟国が石油備蓄の放出を決定したことを受け、これを支援する方法について検討していると明らかにした。インドは世界3位の石油輸入国。
インド政府は「志を同じくする国々が連携した前向きな取り組みに資するため、インド政府はこうした行動を支援するのに何ができるかについて検討している」と述べた。詳細は明らかにしなかった。
IEAは6日、加盟国が1億2000万バレルの石油放出放出で合意したと発表した。米国がこのうちの半分を放出する。ロシアのウクライナ侵攻に伴う原油高抑制が狙い。
インドは昨年11月、他の主要消費国と協調し、戦略備蓄から500万バレルを放出した。