サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

エリクソン、イラク不祥事巡り罰金の可能性 決算は予想下回る

発行済 2022-04-14 15:38
更新済 2022-04-14 15:46
© Reuters.  4月14日、スウェーデンの通信機器大手エリクソンは、イラクの不祥事を巡り米規制当局から罰金の支払いを命じられる可能性があると表明した。写真は同社のロゴ。上海で2019年

[ストックホルム 14日 ロイター] - スウェーデンの通信機器大手エリクソンは14日、イラクの不祥事を巡り米規制当局から罰金の支払いを命じられる可能性があると表明した。

ボリエ・エクホルム最高経営責任者(CEO)が明らかにした。具体的な罰金額は推定できないという。

同社では、内部調査で過激派組織「イスラム国」(IS)に資金が渡った可能性があることが判明。株主から批判を浴びており、株価は過去2カ月で下落している。

同社が発表した第1・四半期の調整後営業利益は47億スウェーデンクローナ(4億9744万ドル)。前年同期は53億クローナだった。ロシア事業の停止が響いた。

リフィニティブのデータによると、市場予想は66億3000万クローナ。今週発表したロシアに関連する9億クローナの引当金は予想に反映されていない。

ただ、売上高は11%増の551億クローナと、予想の533億6000万クローナを上回った。

© Reuters.  4月14日、スウェーデンの通信機器大手エリクソンは、イラクの不祥事を巡り米規制当局から罰金の支払いを命じられる可能性があると表明した。写真は同社のロゴ。上海で2019年6月撮影(2022年 ロイター/Aly Song)

同社は11日、ロシアでの事業を無期限で停止すると発表。事業停止に伴う資産の減損やその他コストに備え、第1・四半期に9億クローナ(約9500万ドル)の引当金を計上するとしていた。

通常第1・四半期に計上している10億クローナの年間ソフトウエア契約は、第2・四半期にずれ込む。

引当金などの費用を除いたコア利益は59億クローナ。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます